今日はメカブログ的なネタを!
現在ベガス3号サービス工場で預かり中、
Iオーナーの94年式FLHTCU。
近年、エンジンが次々とモデルチェンジされ、多機能&ハイテク化が進みすぎる感の強い『ウルトラ』ですが、このエボリューションのウルトラを見るとなんだか落ち着くのは私だけでしょうか?
今回のご依頼作業は、
『ミクニ HSR42キャブレター』への交換
&
『DYNA2000』イグニッションモジュールへの交換
デス。
ハーレー専用設計の高性能キャブ、
ミクニHSR42キャブレター。
これがハイテクというものです。
・・取り付けが大方完了し、フューエルタンクを取り付けて、キャブ調整とPC接続を含めた点火セッティングへ移る段階でしたが・・!
キャブ交換の為取り外されたタンク・・。
この感じは、なんかイヤな予感が・・!
タンク内部を捜索中。
少し探検隊になった気分。
入口付近はサビが発生してますが、
古い車輌には珍しくない程度。。
さらに奥を捜索します。
こ、これは・・!
タンク内部のコーテイングがバリバリに剥がれています!
かなりサンズオブアナーキーです。
この剥がれの細かい一片が万が一タンクストレーナーの
目をくぐり抜け、キャブ内のニードルバルブに付着したり
すれば、怖い『オーバーフロー』の原因になりかねません。
・・ということで、
『タンク内剥離洗浄作業』
と
『タンクコーティング作業』
を追加受注いただくこととなりました。
スロットルレスポンスの向上、加速性能のUP!を狙うことのできる高性能キャブであることから、選ばれることが多いHSRキャブ。一般に構造上オーバーフローしやすいキャブと言われることもあるので念のためフューエルストレーナーも追加取り付けする予定です。
同年式以前の非負圧コック搭載車オーナーは停車時のコックOFFをお忘れなく!
また、タンク内部も探索してみてはいかがでしょうか?!
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