ベガス本店ショールームです♪
先日は春一番が吹いたそうな、間もなく春の兆しを感じられそう?!
いやいや、とはいえ我々はライダー。
バイクの寒さ対策はまだまだ必要そうです☆
...というコトで今日は『個人的な経験から学ぼうセミナー』です。
第1回目テーマは『寒さのキケンを知るコト』。
つい先日、ちょい走りをした時のコトです。
出発時刻はシーズン中と同じくAM5:00。年末年始に700kmほど走っても気温的にはヘッチャラだったので完全に抜かっていました!
が原因でしょうか☆
...今では素直に反省していますが、そのときは少しキツネにつままれたような気分でしたのでバイクと寒さに関してイロイロ調べてみましたところ興味深い事実が...
それは、
『体感温度』!!
体感温度とは気温計が差す数値とは異なる、人間が肌で感じる温度を定量的に数値化したものだそうで、実気温のほかには主に『風速』と『湿度』、前日も含む『日射量』などが起因しているそう。
そりゃ、たしかに0度くらいの冬日を歩くときダウンなどのアウターを着てればたいしたことないけど、ちょっと風が吹くだけで凍えちゃいますものね♪
ちなみに、体感温度が極めて低い場合に発生するリスクは...
手足がかじかみ操作ミスの原因となる、脳への血流が低下して集中力が低下する。
などだそうで症状的には先日の私と合致します。
【そんな冬にバイクに乗るときの体感温度とは...?!】
例えば、外気温マイナス2℃の中を走行した場合の体感温度は...
下道走行を想定した時速50キロで走行時にはマイナス16.9℃!
そして、
高速道路を時速100キロで走行時には、
なんとマイナス23.1℃!!
突然マイナス気温を聞いてもピンとこないかもしれないのでその参考としては、外気温15℃の中、時速50キロ走行時の体感温度がほぼ0℃。時速100キロ走行時ならマイナス6℃だそうです☆
この指標はあくまで時速を風速に換算した場合であり、さらに10℃以下の外気温に湿度の影響を加えた場合は、湿度が高くなるほど体感温度は低くなるのだそうです!つまり、カラッと乾いた平野部よりも、森林の多い地域や山岳部は湿度が高くより寒い。さらに、隣接する日付を含めた日射量も影響することから山地などは斜面の形状により日照量が左右されるためコールドスポットが出来やすい、雨の日なんぞはモチロン、曇り続きの日や雨の日の翌日なんてサイコーに寒い!という計算らしいです☆
...というコトでひとつの経験が文字通りベンキョーになってしまったワケですが、まとめると、
・バイクで走行する場合は、気温ではなく体感温度を知ることが重要
・同じ外気温でも走行する場所によって体感温度が異なるため、外気温○○℃なら大丈夫はあまりアテにならない
・速度に比例して当然体感温度が下がるので、一定の高速で巡航する時間が長くなるほど断続的に体温が奪われ凍える
・信号停車があったり、速度に緩急が生ずる下道走行ならまだしも、速度を緩めることができず、一定距離間は走り続けなければならない高速道路を夜間や早朝走行するときは要注意!
無理しないで電熱ウェアを着る☆
おしまい
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