2022年1月15日土曜日

【☆ツーリングハイク(下見)情報 屋久島 宮之浦岳編(最終話)☆】

 ベガス本店ショールームです♪


本日ご来店のお得意様より、


『ホントは前編・後編でまとめるハズが思ったより長くなっちゃったんでしょう?』なんて嬉しいコメントをいただきましたw


半分正解☆

もう半分はまだ年始だからネタがないのです 笑

ってコトでこれで変人の愚行最終話☆



AM 3:30

定刻となり、宮之浦岳ピークアタック開始!

新高塚避難小屋出発から12本爪アイゼンを装備☆
前項でも記しましたが、昨日避難小屋に偶然集まったソロハイカー4名(残る1名は途中で合流)で即席パーティを結成!ハイキング版7人のサムライ的な...。

『7人のサムライ』とは?!

...省略します。


ヘッデンの灯りを頼りに進みます☆



これぞ正真正銘の樹氷!!
ハイキング用語では『エビの尻尾』というそうです☆


雪道は滑落が命取りや怪我の原因となり慎重な歩行が必要となるためより時間を要します。


ピークに近づくに従い岩場も多くなってきます。
ワタクシのような初心者ハイカーは特に重アイゼン装備で正解☆

岩場はガチガチに凍ってますし、昨晩積もった新雪にはチェーンスパイクなどの軽アイゼンでは歯が立ちません。


巨岩の下で小休憩☆




天然モノのツララを見るのはじめてかも?!


am 6:46
稜線に出ます。

それまで霧&ガスに包まれたていたハズが徐々に...


嵐のなごりと思しき風が一面に広がっている雲をゆっくりと流してゆくのが解りました☆


このままイってくれ!
...皆の期待が一斉に東の空に溶け出します☆


...マイナス?℃。見えない。

さっきの休憩の後またしても指がもげるかと思いました!

アブナイ、アブナイ。


...間もなくピーク制覇!!


なんと!

日の出寸前、全ての雲が一掃☆


ブレイク直前、まさかこの世の景色とは思えない山頂からのリアルスバラシキ景観3連発!






...そして!
奇跡の初日の出が...








まるで仕組まれていたかのように、未だに信じられない。

九州最高峰、宮之浦岳 1963M登頂成功劇☆



さて、ここで吹雪明けのミラクルを起こしたメンバー個々を称えつつ、白谷雲水渓へピストン帰還する2名と別れを交わします。


一方のワタクシを含む3名は南下して淀川口よりバスにピックしてもらう予定、予定...


この屋久島山域でも、登頂した主峰宮之浦岳を含め、集落のある沿岸部からでは見ることのできない内部のピークは総じて『奥岳』と呼ばれます。


奥岳一帯は誰かが意図して置いたのでは?と思えるような巨石や奇岩の数々が...

神聖なる何かを感じずにはいられません。







登りと同じく標高を下げるにつれ積雪は少なく☆
ここでようやく重アイゼンが役目を終えます。


ここで一息。

時刻はam10:00
行動開始からすでに6時間30分。


同志はこの様子☆


シッカリ休憩しちゃいましたが、まだ帰路の中間。
『黒味岳』縦走は次回ですね。


いたっ!
ウワサには聞いていた『ヤクシカ』にも会えました☆
ラッキ〜♪



ここで最後の沢の水を拝借。

今回唯一の反省ポイントが水の積載量。
最近では水の摂取量が少なくてもイケるようになっていたので、軽量化を目的として1ℓのみ携行しましたが、やっぱり足りない...!

冬季で途中自炊しないと決めていても命の源だけは余分に持つのが◎のキホンに帰ります☆


ついに登山口に到着☆☆☆...??


うおお...!!

完全路面凍結.☃︎.'.°☽
により通行止めなう!

バスはおろかタクシーを含めた車輌全般がゲート閉鎖により進入すらできません 泣

事前にハードコアハイカーのヤマトモさんに『交通網はスマホで見るだけでなく必ず当日直接電話を!』と言われていましたが、コレをぶっちぎったオチです。

行きの登山口である白谷雲水渓受付のプロフェッショナルに言われた通りになりました 笑


...って笑いゴトではありません。まだ時間には余裕はありますがチェーンスパイクで通行止めゲートの先である『ヤクスギランド』まで自力で行くしかない!


次は必ずバイクで来るゾ!と決意を固めつつ、今回はホントに下見にしておいて良かったー。


結果、最後に追加となった凍結区間は約9キロ。
この区間も共にミラクルを起こした仲間がいたからこそ歩けたというもの☆


無事下山☆☆☆☆☆


屋久島の山と自然、そして出会いに感謝の山行記録となりました♪


シーズン中、バイクでリベンジする情報がシッカリあります。同行してみたい方ご相談ください♪


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