2022年3月18日金曜日

【ツーリングハイク（下見）情報（冬季八ヶ岳編）】

 ベガス本店ショールームです♪



下界はもはや『春』！

温暖化に伴ってかバイク屋家業が一気に忙しくなり当ブログも1週間ぶりの更新 m(_)m

...しかしそれに伴いネタがなくまたコレですわ...泣

さらにブログ更新がないと遭難したと思うお客様がいるそうなので（笑）


直近8週連続ハイキングの刑、8つ目のお山は...

八ヶ岳連峰主峰『赤岳』2899Ｍ／'''＼

夏山ではテント担いで縦走しましたが、冬季単独登頂は今季の目標だったのです☆


八ヶ岳縦走路では最もメジャーな美濃戸登山口。

駐車場は割にコンパクトなのでバイクが役に立ちます☆（駐車料金：1日500円）

...が！
八ヶ岳は平野部も含めGWまでは積雪の可能性大！
なのでまだバイクで行ってはダメと言っておきます。


美濃戸口から入山して約1時間の『美濃戸ゲート』までは四駆+チェーンなら進入可。

でもそもそもダートですから命懸けかも☃


ちなみに、この林道は無雪期でもレーハーは不可！



3月も中旬となればハイキングでは残雪期と言われますが、八ヶ岳はまだシッカリ冬.☃︎.'.°☽


おお！

横岳西綾の『大同心』が見えてまいりました！
PrimeVideo『東野登山隊』番組中、東野幸治一行が悪天候のため撤退したあのバリエーションルートです☆


この独特な空が今回のお目当てのひとつ☆


『八ヶ岳Blue』と称される鮮やかな青空！

...ちなみに今日＆明日の山岳天気予報はA・B・C判定『C』！

MAX風速30Mと強風が理由です。
モチロン、山頂のスペックですが...。




この時期は厳しい冬にちょっぴり春の兆しが。

ただし、ところどころで『ホール』や『クラック』が発生することに注意しなくてはなりません。また少しトレースを踏み誤るだけで一気に太ももあたりまで埋まります.☃︎.'.°☽


出発より3時間。初日の宿泊地、『赤岳鉱泉』に到着！


これが赤岳鉱泉名物『アイスキャンディー』。
人口のアイスクライミンング舞台ってワケです。


この日は安達太良山も候補地となっていたので安達太良山嶺、くろがね小屋の夕食メニューがシッカリ刷り込まれておりました♪


2本目へ突入☆
日帰りツーリングでは獲得できない幸せを。

...しかし、高地ではアルコールに酔いやすいと言われる中、ここは標高2215Ｍ。今まであまり気にしてきませんでしたが、直後この2本で昏睡ｚｚｚ


昏睡直前に見学したアイスクライミング風景☆

今夜は屋久島の避難小屋を除き人生初となる小屋泊zzz
ハイカースペック的には弱者と捉えられることが多いのでカットいたします 笑

☆　☆　☆　☆　そして翌朝　☁　☁　☁　☁



AM7：05

左手に大同心陵。
ワタクシのとったコースは『地蔵尾根』⇒『地蔵ノ頭』⇒『赤岳』⇒『文三郎尾根』。

滑落リスクを下げるために急登の地蔵尾根は降りずに登ることにしました☆


これだけ斜度があると写真でもなんとなく解ります◎


ピッケルで足がかりを確保しつつ慎重に一歩一歩。
もはやいつものスピードハイクは通用しません！


これは我ながら斜面と呼ぶよりも壁ですね。

左側が夏山の登山道で、ハシゴが埋もれております。
モチロン、どっちから登ってもいいのだケド、せっかく雪山なのだから右斜面を登りますｗ


下は見ないほうが良いと言われると...


よーく見ちゃいます♥


AM8：55

ようやく稜線に達する...。

まず左方向を見上げました。
北側の横岳に伸びる稜線が。

そして、180°振り返ると...


目標ピークである主峰赤岳が...！！

時より西風が轟音を響かせます。

この瞬間の雰囲気を解りやすく説明すると、映画エイリアン2でシガニー・ウィーバーがクイーンの巣に侵入したことを息を飲みながら悟ったあのカンジです 怖


恐竜の背びれのような中岳が手前、奥が阿弥陀岳／'''＼／'''＼

現在の風速は不明（当たり前だけど）。バイクの走行時速に変換したらどれくらいなのだろうと気になりましたが、まさかググッているヒマはありません。

予報では26m/s...。建築基準上でのふつうの台風レベルの数値。


諏訪湖と市街地が見えます。


冬期閉鎖中の赤岳展望荘の先に見える赤岳。


最後の急登。

滑って落ちたらたぶんアウトなのでまだ気が抜けません。


間もなくピーク...！

テッペン右側のゴマみたいなのがたぶん道標。

小学生が描く山のカタチだとか思いながらアイゼンを雪面に差込み続けます。


登頂成功☆

やっぱり、いつしかぶっ飛んだであろう道標を修理したい☆
たぶん直してもまたすぐぶっ飛ぶからこのままなのでしょうが...。


山梨県側が建てたコレがあるからまあいいか的な？！

...なんだかあまりここに長居すべき＆感傷に浸るような雰囲気ではないケド、恒例のスバラシキ景観を！！



...あれは、『北岳 3193Ｍ』！！


ワタクシの中で、今のとこNo.1ラブのお山／'''＼


コレは昨年10月末、北岳山頂から眺めた赤岳／'''＼

コレを並べてみたかったのデス！！

...さて、足早に撤収っ！


下山路の文三郎尾根は赤岳東崖のトラバースから。

特に雪山は下山が滑落可能性大！
またしても一歩一歩、集中して爪を差し込んで降ります☆


『グレイトぉ、トラバース♪』
とか独り言いいながら降りるくらいのモチベーションがありました。


恒例のすべての荷を降ろした瞬間！！


ハーレーで旅を重ねるごとに己のバイクに愛着が湧くのと一緒で、はや9ヶ月目のザックも他人とは思えなくなってきましたw


このあと1時間林道を歩いて出発点美濃戸口へ☆


...次回は今度こそリアルツーリングハイク再開か？！
テストしないといけないパーツもボチボチあるし 笑

ご参考なまでに。山行なだけに▲



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