2021年4月9日金曜日

【マニアックなモノ程人気モノ】

 ベガス本店ショールームです♪



いざ!テスト走行へ☆

当店では最近ちょっと流行っています。
テスト走行☆

チューンナップパーツ取り付け後の体感差を知るには、愛車の雰囲気まで察することができるオーナーによるテストがいちばん大切です☆


旅するFXSTSチョッパーのK隊員が取り付けたのは、これまた当店では最近人気のNAGバルブ☆

これまでの当店のテストやパーツの特性理論も合わせ、確実な体感&メリットがあることが解っているパーツなので勧める側にも説得力が篭っているコトは自覚しておりますが、なにせマニアックなパーツなのでここまでのHITは予想外というのが本音です☆

当店のお客様はマニアックな方が多いのかも知れません...

いまさらw


テスト走行後、K隊員のインプレッションとしては、大筋では他の方の意見と同じく、走りが軽快に、乗りやすくなったとの印象だそうですが、特にコーナリングが曲がりやすくなったとの特記コメントがありました☆

詳しくはNAGバルブに関する過去ログを読み返していただければと思いますが、普段エンジンブレーキとして感じているクランクケースの内圧はエンジンの減速時だけでなく加速時にも絶えず生じている、いわば抵抗という名のひきづり続けている足かせ。

この足かせの重しを軽くしてやることによって走りが軽快に変わるという理論ですのでコーナリング時も、ブレーキングによる減速期を終え、バンク進入から立ち上げりにかけてのスロットルワークもより自然につながり、扱いやすくなることがイメージできますよね?!


さてさて、今日も付録のコーナー♪

【スパークプラグの清掃方法】

スパークプラグの特集記事は過去にも書いた記憶がありますが、過去ログが探しきれないので軽めに書きますw


おおよそエボリューションで2000キロくらい走った後のスパークプラグ。
まだ何か悪い症状が表面化しているワケではありませんがチェックしてみました。


高速道路を中距離走行した後という条件下から見た結論からいうと『少しカブリめ』。
まだセッティング中だったのでもう少しキャブ調整を追い込む余地がありあそうです。

先端の焚き火台の中のススみたいになっている部分が火花が飛ぶ電極部。

ここが著しく汚れたり(プラグのカブリと呼ばれる)、長期間の使用で電極部が摩耗したりすると絶縁やリークが原因して火花の飛びが悪くなり、調子が悪く感じる、走行中に止まる、エンジンがかかりにくい、エンジンがかからない、などの症状が表面化することにもつながります


本当はどんなプラグだろうと交換しちゃうことが理想的ですが、セッティング中や給料日前だと洗浄する選択肢が浮上します。

その場合の家庭での清掃方法としてのオススメは、付着したカーボンをパーツクリーナーやキャブクリーナーなどの溶剤で溶かしつつ物理的に拭うという方法。

画像のような金属製のカップなどに電極部を浸して、ナイロン製のブラシで擦り落とします。このときに電極部を傷つけると機能の低下を招きますので、『ワイヤーブラシ』などで擦ったほうが見た目はキレイになるけど使ってはダメです。ハブラシなどを使うのはOKですが。

また、フックのような形状の電極部は潰したりするとギャップと呼ばれる調整が狂ってしまいますので丁寧にあつかいましょう♪


洗浄後。
溶剤とナイロンブラシで洗浄してもこの程度くらいにしかキレイにはなりません。
また、消耗品であるプラグは洗浄では性能が回復しない場合もあります。
マシンの状態と収入が安定している方は交換が理想的です☆


また、詳しくはどっかに埋もれている過去ログを探して読んでいただきたいのですが、スパークプラグには『自浄作用』と呼ばれる、己が走ると自分で電極をキレイにする性能が備わっております。コレはカンタンに言うと、マシンのスペックに適合したプラグであることかつ想定された燃焼温度に達すると付着したカーボンが焼ききれてキレイになる現象のコトで、コレが上手くいかずに堆積し続けることがカブりで、焼けすぎて真っ白になってしまうことがその逆で、いずれもダメです。

また、諸説ありますが白金プラグ、イリジウムプラグは端子部の表面積が少ないことからこの自浄作用が低く、セッティングが煮詰まってないマシンや、ピーキーなチューンナップによって下道はカブリ気味だけど高速に乗れば調子が出るなんてコンディションのマシンにはミスマッチです。

理想的な燃料を効果的に噴射するインジェクション車や、キャブ車でもセッティングが安定しているマシンにおけるイリジウムプラグの類は、採用による性能アップおよび体感差も期待できます。が、インジェクションモデルだとしても、サンダーMAXの販売元のジッパーズ社はサンダーMAXとイリジウムプラグのマッチングに対し否定的です。おそらくサンダーMAX独自のオートチューンと呼ばれる自動学習機能に対する影響が関わっているのだと推測しています。

あとは、普通のプラグと比べてみてそもそも違いが感じられないなら倍額するプラグを採用する必要がありません。キモは定期的に点検・交換することと、自分の乗り方も含めたマシンのセッティングを煮詰めることです☆

つづく

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