こんにちはベガス3号ショールーム朝井です♪
我々の取り扱うマシンの性能が年々アップする中、約10年前では考えられないくらい長距離ツーリングを楽しむお客様が増えました。
皆様、ベガスでバイクをご購入いただいたお客様ですが、年間軽く10000kmを突破する強者たちです。。1日1000kmなんて走り方も珍しくはありません!
ここにご紹介させていただいたお客様はごく一部ですが、皆様が共通していること、それは『マシンのチューンナップ』。当店が推奨している『サスチューン』(サスペンションのチューナップ)や『インジェクションチューン』を施して、マシンの性能面を高めてツーリングを楽しんでいることです。いわば『快適性や安全性への投資』と言えましょう!そこで皆様、「タイヤもこだわってますか~?」
と、いうことで今日は『タイヤのお話』。
レースの世界では『サスペンションのセッティングはタイヤに合わせる』と言われるほど、タイヤはマシンの駆動性を決定づけるとっても重要なパーツ。
つい先日、我々が扱うハーレーなどの重量級クルーザー向けの新商品、メッツェラーME888の導入に合わせてメーカーさんをお招きして社内タイヤセミナーを開催しました。
画像はそのセミナー風景
センターのお二方はメーカーのピレリジャパンさん。
右側でちょっと切れちゃってゴメンナサイなのが、知識の底なし沼、東部商事の伊藤主任。
左側でメッツェラーのゆるキャラ、「エレファントブルー」に目が釘付けの新村店長。
その後ろにはベガススタッフがズラっと講義を聞いています。
当店ベガスではお客様にたえず新鮮な情報をお知らせできるよういろんな社内セミナーを開催して知識力を高めています。
内容は、タイヤの基礎に始まり、ハーレーなどの重量級クルーザーに適したタイヤのお話、そしてモデルチェンジしたメッツェラーME888の商品特徴などで、講義の後の質問コーナーでは二輪オタクなベガススタッフ(私もその一人)から鋭い切れ味の投げ道具がブンブン飛び交いました(笑)
コチラがリニューアルによってハーレーなどのクルーザーにとっての強力な武器になると言われる、
『ME 888 Marathon Ultra』
確かに、高性能が期待できそうなトレッドパターン。
でも見た目だけではないのですよ!
『ハーレー・ダビッドソンを中心とした”V-Twin”カスタムバイクライダー、そしてビルダーから絶大な信頼を誇る「ME880 MARATHON」、その優れた性能の中でも、特にマイレージを向上させた新たな製品「ME888 MARATHON ULTRA 」の登場です。
「ME888」ではコンパウンド、プロファイル、トレッドパターン、そして接地面形状といった、多くの部分を新たに設計し、「ME880」で定評のあった優れたグリップ、軽快なハンドリング、そしてウェット性能を犠牲にすることなくマイレージを向上させました。』
・・というのがカタログのテキストですが、
魅力的な特徴は・・
☆重い車輌に向いており、長寿命である。
☆タイヤが減っても性能を維持できる。
重量車に不可欠な『耐荷重性能』がUP。タイヤの接地面を改良し摩耗を低減。また他のタイヤに比べ均一なコンパウンドを生成する技術により摩耗対性能の低下率が低い。
☆信号やワインディングなどで止まりたい場所でしっかり止まれる。
タイヤの持つサスペンション効果が向上したことにより制動力がUP。女性ユーザーなどに多いブレーキングの苦手意識を持つ方のサポートにもなる。
☆Uターンや旋回がしやすい。
トレッド面のラウンド形状の改良により路面接地面積が拡大。
・・としっかりまとめたつもりですが、・・でどうなの?という方のために一文にすると、
『乗り心地が良くて、よく止まり、よく曲がり、長持ちするタイヤ』
ということですね!
でもタイヤのお話はまだまだ奥が深いモノです。
詳しくは店頭でご説明させてくださいね。
【タイヤと道路のコラム】
お客様の中にはアメリカを走ったことがある方もいらっしゃるでしょう!
一般によく言われることですが、アメリカと我が国日本とは道路の路面が大きく異なるそうです。
ひとつはアメリカの路面の悪さ。
米国車が採用するタイヤに第一として求められるのは悪路を走る上でのライフの長さ。つまり減りにくくするために硬いタイヤが求められるということですね
有名なルート66
たしかに路面にはかなり抵抗がありそうです。
映画ででてきそうなストリート
ボコボコはいいとして、日本のアスファルトとは随分違いますね。
米国の道路の多くは日本のようなアスファルトではなく、モルタル(コンクリート)だそうです。
さらに、広い国土を持つアメリカでは町から町までの間隔がと~っても長く万が一パンクをした際に立ち往生してしまうことが死活問題となるため、パンクしても最低限転がすことができるような強靭なタイヤが求められるそうです。
たしかにこんなところで止まったらたまったもんじゃないですね。
つまり、アメリカ用のタイヤはライフが長く、ゆるやかな直線を流すことが重視されていることに対し、ストップ&ゴーや山岳部のワインディングを多用する必要のある日本向けのタイヤとでは求められるものが違いますね。
ちなみにメーカーの言うところ、経年によるタイヤの推奨交換時期は2年間だそうです。
ドキッとしたお客様、家に帰って愛車のタイヤをチェックしてみてください。もしかしたらパターン(溝)はバッチリ残っているけどサイドウォールがヒビ割れたり、長年履いていてカタく硬化してしまっているタイヤかもしれません・・!
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投稿者:Vegas3 ASAI
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