ベガス本店GW中営業日を下記のとおりご案内させていただきます☆
~5/3(月) 通常営業
GW休業日 5/4(火) ~ 5/6(木)
5/7(金)~ 通常営業
サービスご利用の際は、ご予約のお電話をお待ちしております☆
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毎週水曜日定休
千葉県松戸市VEGAS MOTORCYCLESの公式ブログです☆ショップインフォはモチロン、H-D最速化への野望論、ブレイク寸前のツーリングハイク情報まで、マトモなハーレー屋ではない情報満載♪
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ネタ切れで書いたことが案外に好評だったので続編へ。
ベガス本店ショールームです♪
今日はグダグダなネタ特集です。
おわり
ベガス本店サービス工場です☆
最近ハイカムの交換オーダーやらカムシャフトって?!的なご質問が重なっておりましたので関連ブログを意図的に1週間放置しておりました...?
全3話書いて力尽き現象が起こっていたコトも事実ですが...。
おかげで鳥山明先生のキモチになれましたw
さて、ところ変わって今日はベガス本店2Fサービス工場からのリポート♪
フルカスタム製作は、ご注文後、ベース車輌の取り寄せからディテイル&パーツの選択、製作まで相応の時間とコストが必要ですが、全てにおいてオーナーのこだわりを妥協なく投入することが可能です。だから、完成済みの中古車を手に入れることとはワケが違うのです☆
オーナー様、完成までもう少しだけお待ちください♪
いよいよ今日で最終回のカムシャフト解説☆
今回は数あるカムシャフトの選定方法をお伝えいたします。
カタログのカムシャフトのページ。
『どれにしますか?』
と聞かれることはまずありませんが、選定する考え方と数値の見方を知っておいても損はありません☆
前回、カムシャフトの特性は『カム山の高さ』、『カムの輪郭形状に対する角度』によってバルブの『開く量』、『タイミング』、『開いている時間の長さ』を操作することによって得られるパワーアップであると書きましたが、その内容を数値化したものがカタログの表で『カムプロフィール』と呼びます☆
【Timing Open/close】
【Timing】はバルブの開閉タイミングをint(吸気バルブ)/exh(排気バルブ)別に角度で示していますので...
【Overlap】
カムの特性を決めると言われるオーバーラップはOPEN時のintとCLOSE時のexhを足した数値となります。
【Duration】
デュレーションはバルブが開いている長さを示していて、クランク1回転360度に対しint(吸気バルブ)が216度、exh(排気バルブ)が220度開いているということ。
◎ 2+180+34=216
【Valve Lift/Valve Lift TDC】
これまで読んだ方ならお解りかもですが、カム山がバルブを押し上げ開く量を指しています。
例題だと、吸気が最大で0.473インチ、排気も同じく0.473インチ開くという意味。
Valve Lift TDCは上死点時にバルブが開いている量のことで、これは主に加工などを要するチューンナップを狙った際に吸排気バルブの相関を示す指標。
ここまでが、ひととおりの数値の見方でしたが、数値の持つ意味や特性を知ることもチューンナップハーレーを所有する楽しみのひとつではないでしょうか?
...しかし、実際には多くのお客様に採用されているハイカムは決して突飛でた数値を持ったモノではありません。
...それは?
【マジョリティは“ボルトインカムシャフト”】
『ボルトイン』は大幅な加工や周辺パーツの変更なしに交換できるカムシャフトのことで、チューンナップ費用を抑えるだけでなく、セッティングによる特性の偏りや機械的な耐久性低下リスクも抑えます。また、カムシャフト交換をされる多くの方はノーマルのエンジンからのパワーアップを求めており、用途はレースではなくツーリングです。
最後に例題の比較に戻りますが、下の525HSはTC96から107ci用のボルトインカムです。
先に触れたように、ハイカムは一般的にストックの状態と比較して、デュレーション、リフト量、カムの狙いによってはオーバーラップの数値が大きいことが特徴です。
たしかに、カムプロフィールという数値上のデュレーション、リフト量の特徴を離別すると高回転型またはトルク型という客観的な特徴が言われますが、ボルトインカムはハイカムである以上ノーマル比全域でのパワー&トルクアップを手に入れることが可能です。
ボルトインカムには普段街乗りやツーリングで多用する2000回転付近からパワーが感じられたり、パワーバンドと呼ばれる回転数領域が広域なものが多く、例えば6速TOPからの追い越し加速が軽快に出来たりと走る楽しみが加速します。
もし、ボルトオンカムでは飽き足らないなんて方も一緒に深みにハマりつつお付き合いさせていただきますw
...と振り返れば全然カンタンにならなくて、無理に締めくくった感満載ですが、詳しくはお店でご相談くださいw
さて、前回からのカムシャフトのつづき。
カンタンに書こうと思ってもなかなかカンタンにならないのですね。この手のネタは。
あまり他のショップブログとしては題材テーマになっていない理由が解りましたw
さて、
ベガス本店ショールームです♪
今日は久しぶりに標記の話題☆
『カムシャフト』!
よくハイカムとか聞くのがソレ。
ハーレーにおけるハイカム化はすでに一般的で決してマニアックなチューンナップではありません。
...が、はじめてだと理解しにくいトコロもありますので触れてゆきます。
ネット時代ですので、他の情報とは差別化して得意の超カンタン解説で紐解いてゆきます。したがってもちろんテキトーな解釈もありますので悪しからずw
【エンジンの出力UPはいかに効率よく燃料を燃やすか】
今宵の相棒、焚き火をイメージしましょう。
キャンプファイヤーの火力は焚き火台の比ではありません。
しかし、より多くの燃料を燃やすための大きな炉が必要です。
コレがカムシャフト交換以上のチューンナップ。
つまり、カムシャフト交換やボアアップなどのチューンナップをすることで、はじめて燃料の投入量を調整することによる出力アップの枠を超えた、機械構造レベルで出力アップを狙えるようになります。
その最も手軽で、改造後のリスクを抑えることができる手法がカムシャフト交換です☆
カムシャフトを交換することでより多くの燃料を効果的に燃やせるようになります。さらに、走りは薪を燃やすこととは違ってどんなイメージでパワーアップを図りたいのかという意図があります。高速の伸びが欲しいのか、低速のトルクが欲しいのか、などその意図に沿った選択ができることも特徴です。
ここで少しエンジンの構造をおさらい☆
対するエキゾーストポート。中にはエキゾースト(排気)バルブがおります。ここに普通はマフラーが取り付けられております。。
では、どうやってバルブが開閉しているかという図解をエボリューションで...
プッシュロッドがロッカーアームを押し上げ、
バルブを開閉させます。
で、ここからがどうやってカムシャフトを選べばいいのか?ですが、
カタログを開くと膨大な種類のカムシャフトが羅列されております。
メーカーもたくさんあって、S&S、アンドリュース、フューリング、SE...
サンダーMAX発売元のジッパーズがリリースするレッドシフトなど総合カタログに載っていないものまで合わせると星の数ほど!
『この中から好きなカムをお選びください♪』
なんて言ってみたいケドしませんw
...とココでお客様が来たので今日はここまで!
つづく