最近当店では再び需要が高まっているタイヤブランドです。
その理由として挙げられるのがハイエンドクルーザーであるハーレーに必要な、
・高いデザイン性 と
・安心できる性能面。
多くのカスタムハーレーの雰囲気を映えさせる独自のデザインが人目を引くという印象が強いタイヤですが、通常のクルージングに加え、ワインディングやレイン時を含む高い性能面の定評も併せ持ちます。
思えば近年のツーリングシーンは、昔のようにハーレーだけの純血集団だけではなく、新型ネイキッドや時にはスポーツバイクとツーリングを共にするハーレーをよく見かけるようになりました。また、車体の高性能化により航続距離が伸びたり、山岳コースを好んで走るライダーも増えた実感があります。つまりハーレーというオートバイを構成する部品のひとつであるタイヤも、以前のようにライフが長いだけのものだけではなく、安全という名の性能面が強く求められるようになったと感じます。
当店でも過去にHOT ROD SHOWなどに出展したカスタムハーレーなどには好んでエイボンタイヤが選ばれた記憶がありますが、エイボンタイヤのラインナップ中、特に異彩を放つ、『COBRAクローム』や『Safety Milage MK-Ⅱ』などは履かせるだけで愛車の雰囲気を一気にショウバイクレベルまで高めます。
【AVON COBRA CHROME】
エイボンタイヤのクルーザー用定番タイヤである『COBRAシリーズ』。
画像は現在販売中の最新型『COBRAクローム』。
ハーレーを主としたクルーザー用タイヤでありながら、同社スポーツタイヤの技術を取り入れたことでより高いパフォーマンスを発揮するという設計のスポーティなタイヤ。
かつて同コンセプトで販売されたベノムシルーズの後継にあたる。
画像は、現行から数え前作にあたる『COBRA』。
サイドにあしらわれたグラフィックパターンが象徴的。
ハイスペックタイヤはカスタムハーレーに履かせると意外とも言える効果を生み出す。
現行モデルはもちろん、旧車とのマッチングはセンスすら感じさせる。
ちなみに、私がはじめて履いたエイボンタイヤがコブラシリーズの前身にあたるVenomシリーズのひとつ“ベノムX”でした。当時はまだヘタくそだったのでテクの無さをタイヤで補おうという考えから履いた記憶があります。パターンはこのコブラクロームほどではなかったですがよく似ていて、それでも当時は相当に強烈な印象でした。また、当店ではその後継のコブラもパフォーマンス志向の新&旧カスタムハーレーに度々使用しておりました。
そして、現行シリーズの『COBRAクローム』の装着例。
フレア状に深く刻まれた印象強いパターンとスリック部のバランスが絶妙なデザイン。
前身モデルのコブラより強調されたサイドパターン。
スーパースポーツにも映えそうなデザインですが、速度レンジやサイズバリエーションはクルーザー設定です。
ハーレー用タイヤとしてのサイズラインナップが充実していることも特徴。
基本的な全モデル(スポーツスター、ダイナ、ソフテイル、ツーリングほか)に適合。
また、ソフテイルデラックスやロードキングクラシックなどには欠かせないホワイトウォール(サイドウォール部全面がホワイトカラーのタイヤ)もしっかりラインナップされています。
画像は迫力の260リアタイヤ。
FXSB ブレイクアウトのように、標準採用サイズである240を超えた260まで履けるようなモデルにも対応していることがカスタムバイクに採用されやすい要素のひとつ。チョロスタイルやバガースタイルで採用されるようなフロント23インチは前身モデルのコブラのラインナップにあります。
【訂正】23インチは、コブラクロームとしてシッカリラインナップされております!ちなみにサイズは130/60VR23 65V。全後輪対応。さらに、前身モデルのコブラは既に廃盤となっております。。メーカーサイトに載っているコブラのページは既装着ユーザー向けのスペック情報とのことですので私のようにお間違えなく☆
『COBRA』のサイズ・スペック、詳しいメーカー情報はエイボンタイヤ輸入総代理店であるドルフィン商会より提供された情報をチェック!
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さて、続いてはクラシックスタイルや旧車オーナーにはお馴染みのタイヤ。
『Safety Milage MK-Ⅱ』
『Safety Milage SM MK-Ⅱ』
このタイヤ、一度は見かけたことがあるハズです。
以前から「マーク2」の呼び名で親しまれております。
ブロック状でゴツゴツした、印象度大のクラシックタイヤ。
クラシックなクルーザーでも、現在ではもちろんクルーザータイヤが履けます。
でも、スタイルにこだわったら、コレじゃないとダメなんです。タイヤのインプレッションはあくまで個人差があって当然ですが、他のクラシックタイプのタイヤと比べた場合、グリップなどの信頼性はさすがエイボンクオリティだと思わせられます。
個人的には若かりし頃憧れた愛知県のゼロエンジニアリングの創る旧車チョッパーによく履かれていた印象が強いです。たしかバイブズに当時ゼロの代表である木村氏が『旧車だってある意味スーパースポーツを超えるようなワインディングが楽しめる』的なコメントをしている記事があって、その影響かどうかは解りませんがこのタイヤでバリバリ山岳ツーリングをしていました。
『Safety Milage SM MK-Ⅱ』の情報はコチラ
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http://www.dolphin-s.co.jp/AVON/SMMK2.html
さて、さて、前置きと主題が逆になってしまいましたが、その他ハーレー適合AVONタイヤラインナップと独自研究のAVONヒストリーを載せておきます。
1885年以来、エイボンは高速道路用のタイヤを製造しており、ロールスロイス、ベントレー、ランドローバー、ケータハムなどの英国車輌のOEM供給を行っています。
エイボンのモータースポーツへの関与は1950年代に遡り、この時代のハイライトは、1959年のアストンマーティンとの世界スポーツカー選手権での優勝。
その後、エイボンは1980年にレーシングタイヤの製造に戻り、以降モータースポーツ業界の主要サプライヤーの1つとして評判を築く。
1981年、ウィルトシャー社(製造施設のあるエイボン川の河岸にちなんで名付けられた)は、特別に編成された部門でモーターレースチームの供給を実施。
それ以来、エイボンタイヤは各レーシングシーンにおいて数え切れないほどのチャンピオンを輩出させる。(F3タイトル、17 FIA F3000タイトル、フォーミュラフォードからヨーロッパラリークロスまでの無数のチャンピオンシップを獲得。ワールドスポーツカーでは、アストンマーティン、スパイス、エキュリーエコッセが1985年、86年、87年に勝利し、2000年のSR2世界選手権、01年、03年、ピルビーム、ロラで優勝。アイルトンセナはエイボンタイヤでF3チャンピオンを獲得。ミカハッキネン、ルーベンスバリチェロ、佐藤琢磨も同様。ジャンアレジはFIA F3000チャンピオンシップで勝利を獲得し、リカルドゾンタ、ファンパブロモントーヤ、ニックハイドフェルドが後年に続いた。ジェンソンバトンは1998年にフォーミュラフォードチャンピオンシップとフェスティバルで優勝し、その後F3に進み、2009年にF1ドライバーチャンピオンとなる。)
エイボンレーシングタイヤが供給されている各レーシングシリーズ:FIAフォーミュラ2、フォーミュラ3、ブリティッシュGT、フォーミュラフォード、ケータハム、スピードユーロシリーズ、ブリティッシュフォーミュラ1サイドカーチャンピオンシップ、V de Vなど。
1997年、エイボンタイヤズリミテッドはクーパータイヤアンドラバーカンパニーの一部となる。
エイボンタイヤレーシングは拡大を続けており、世界中でますます多くのレースシリーズを支配しています。2009年だけでも、200のチャンピオンシップの勝者があり、その成果はエイボンとの信頼によるものです。
◇ その他AVON ハーレー適合タイヤ ◇
AM6 スピードマスター SPMK2
http://www.dolphin-s.co.jp/AVON/SPMK2.html
http://www.dolphin-s.co.jp/AVON/SPMK2.html
AM20/AM21 ロードランナー
http://www.dolphin-s.co.jp/AVON/AM20/AM21.html
http://www.dolphin-s.co.jp/AVON/AM20/AM21.html
◇ その他AVONラインナップ全般 ◇
http://www.dolphin-s.co.jp/AVONmc.html
http://www.dolphin-s.co.jp/AVONmc.html
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