2014年1月21日火曜日

早めの対策

皆様コンバンハ、ベガス3号ヤナギタです。

日曜日はベガスツーリングお疲れ様でした。雪が降る、なんて最悪な天気ではありませんでしたが風が冷たい一日でしたので、参加された方は体調をくずして風邪などひかれてはいないでしょうか?初期症状で対策することが大事ですからおかしいな?と感じたら早めの処置で重症になるのを防ぎましょう。

そんな早めの処置はオートバイでも同じです。今回車検でお預かりのショベルFLTですが、ご依頼のトランスミッションオイル交換時、マグネット式ドレンボルトに大量の鉄粉の付着を発見。量としては明らかに異常です。
もちろん通常の作業時でもある程度の付着はあることですが、今回に関してはこのまま戻すわけにはいかないので分解前に、破損箇所を想定し作業開始です。これまでの経験上、この年式はプッシュロッドについているスローアウトベアリング破損が、一番疑わしい箇所です。
ビンゴ!でした。
幸い初期状態で破損部品の多くはカバー側にのこっていました。

念のためオイル経路を清掃です。理想を言えば全分解にて、各部の清掃点検をお勧めしますが状態とご予算に応じてのことですから、要相談の内容です。

この車両はカスタムフットクラッチということもあり、お客様自身もベアリング破損による症状に気づきにくい内容でした。
普段自分の愛車に乗るときは、気づいた些細な車両の変化や、通常のメンテナンスも遠慮なくご相談ください。後になって手遅れ、なんてことも防げるかもしれません。

ベガス3号 047-703-3322
千葉県松戸市小根本200-1