2022年4月15日金曜日

【『今年こそ“熱対策”』】

 ベガス本店ショールームです♪


あっという間に春から夏に٭❀*

しかし、今年の夏はまた暑そうですね〜(~Q~;)



...先日、
『今年こそはオーバーヒート対策をしたい!』
と切なご相談を受けました。

...しかも新型のミルウォーキーエイトのオーナーから。

新車から4年間、ひたすらオーバーヒートに悩んでいるとのこと。
...普段当店でメンテしているバイクではないのでワタクシは理詰めでご案内するしかアリマセン。

  1. まず最も手軽かつ即効性が高い方法を試す
  2. 次に根本論を試す
  3. 最後に手軽さはないケド効果が期待できる方法を試す
...ことが有効なのでは?とご案内しました。



1、『まず手軽かつ即効性が高い方法』

【熱対策エンジンオイルの採用】

画像はワコーズ最高の熱対策オイル『WR-S』。

『ドラッグレースや耐久レース用』が説得力の熱対策オイル。
当店では既にリピーター多数獲得済みですので説明は省略します。


旧車オーナーには引き続き『LUCAS フルシンセティック シングル50』をご提案☆

強いて旧車ヒート対策のキモとなるのが『粘度確保と冷却性能』。さらに指定適合のシングルグレードであるコト。


さらに対策したいオーナーには専用の『増粘剤』を添加して効果UPを狙えます。



2、『根本的な熱対策を見直す』

この『根本論』とは、バイクの『空燃比』をトトノエルというコト。
つまり、『空気』と『燃料』の比率。

カスタムマフラーに交換しても無調整だと燃料薄の状態となり、オーバーヒートの原因となります。

【インジェクションモデルの場合は『インジェクションチューニング』】


【自動学習がウリのフルコン
『サンダーMAX』】

FIモデルチューニング黎明期からアップデートを重ねるテッパン的フルコン。


【低コストでチューニング可能な
『ディレクトリンク』】

コンピュータ本体の交換をせず、純正コンピュータを書き換えるフラッシュチューニング。今や主流となるチューニング方法です。


【キャブモデルの場合はキャブレター調整】


キャブレターもインジェクションモデル同様空燃比が合っていなければ、オーバーヒートの原因となります。車体の仕様に合わせた各種ジェット類の選択と調整にて正しいセッティングを出します。

さらにキャブレターは、外気温変化に伴い燃料の揮発量変化が著しく起こる、つまり、気温変化によりセッティングが変わりますので厳密には季節毎の微調整と、キャブ内部も消耗することから一定期間毎の点検とリビルドを行うことが理想的です。


3、『手軽さは無いケド効果が期待できる方法』

【『オイルクーラー』の採用】がやはりマスト。

『オイルクーラーも走らないと風が当たらない』
...とかも言われますが、長年使われている代表的な対策パーツなだけに取り付ければ効果が期待できます。


【強制冷却ファンつきのオイルクーラー】

オイルクーラーを取り付けるとバイクに与えるエンジンオイル容量がUPします。また、冬場にカバーなしで使用するとオーバークール(暖気前の状態にまで冷え込んでしまうこと)を起こすこともあるくらいなので、ちゃんと機能しているワケです。

また、そもそも油温をキープすることはエンジンパフォーマンスUPと長期的なエンジン寿命に直結します。...良質なエンジンオイルを使うことが有効であることと同じ理由。


【旧車にマッチする『スリーマイルズ
オリジナルオイルクーラー』】

EVO、ショベル以前でビンテージ指向ならロックハートが人気ですが、他にもさりげなく旧車に合わせやすいデザインの商品もあります。

特にショベル以前は、エンジン構造的に過熱を抑えなければならない宿命を背負っていますので対策することがベター。


さてさて、毎年やってくるニッポンの夏。
近年、暑さ加速状態の中、効果的な対策が楽しみを左右すると言えます(~Q~;)

複数の対策を挙げましたが、手軽な順番に採用することがオススメ☆

まずは、シーズン前の今オイル交換からはじめるのが◎でしょう♪

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