あるとちょー便利な定番商品が入荷しました!
パッケージも一新!日本語となりました☆
定番商品だから過去ログもチェックを!
【バッテリーテンダー物語/第1話】
http://vegasmcs.blogspot.com/2017/07/3.html
【バッテリーテンダー物語/第2話】
http://vegasmcs.blogspot.com/2017/07/2.html
【バッテリーテンダー物語(最終話)】
http://vegasmcs.blogspot.com/2017/07/blog-post_22.html
お馴染みのUSBチャージャー。
普段は車庫でバッテリーテンダー(充電補助器)を接続するために使用している車体側ケーブルに取り付けるだけでモバイル電源を取ることのできるUSB式コネクタ。
パッケージ裏面。
この画像を見るとこの部品の素敵さが一気に伝わるというもの。
携帯電話以外も、デジカメ、モバイルバッテリー、ワイファイ、アクションカメラなどUSB接続が出来るあモバイルが充電可能。
※『ご使用のプラグ、機器により使用できない場合がございます。』
と他メーカーのUSB電源商品にこんな注意書きがあったので一応載せときました。
予めご連絡いただいておけば、私の私物を家から持ってきますのでテストしてみましょう♪
そして、在庫として新規採用した商品がコレ。
『バッテリー電圧計』!!
使い方はUSBコネクタ同様に差込むと即座に現在の電圧を表示。
電圧が低くなると赤色LEDが点滅してお知らせするというスグレモノ。
使うときはこんな感じですかな。
...とここでこの商品がなぜに重要なのかを追記しておきます。
特に旧車ユーザーであれば一度は耳にしたことであろう、『発電系トラブル』。
実は旧車だけのコトではないのです!
では、概要を解説。
初期型ショベルヘッド以前を除く以降のH-Dの場合、矢印のパーツの奥に、
ステーターコイル、総称としてオルタネーターと呼ばれる発電機が入っており、これが回転することによって発電をしております。(なつかしの理科の授業ですねw)
“ダイナモ”と呼ばれることもありますが、厳密にはダイナモは初期型ショベル以前を指します。あとはショベルスポーツも。
このオルタネーターも機械ですので故障すると端的には発電されなくなります。つまり、仮にそのまま走ったとするとバッテリーが空になり、ついにはライトも全て消えてバイクの全てがウンともスンとも言わなくなります。
この発電した電気がバッテリーに蓄えられるという一連の流れが、バイクの持つ『発電サイクル』。
ですが、発電した電気は直接バッテリーに注ぎ込まれるワケではなく、『整流器』と呼ばれる部品がその中間に入り、いわば電気の制御をしております。
これが整流器である『レギュレター』。
ステーターコイルで発電された交流を直流に清流し、さらに適切な値となるべく制御しております。
もし、このレギュレターが故障すると、発電機故障の症状とは少し異なります。
表面化する症状としては2つ。
正しくバッテリーに充電されなくなり、発電機の故障同様にバッテリーが空になるという結末がひとつ。
もうひとつは、『過充電』といい過剰にバッテリーへの充電供給が起こりバッテリーがパンクします。パンクはバッテリーが破裂して割れてしまうことさえ起こりえます。おー、怖!
オルタネーターシステムは、発電と清流・制御という2つの機能が成り立ってこそ正常に機能するということなんですね☆
...ということは、この機能が損なわれた状態を知らずにツーリングにいくと出先で走行不能になってしまうワケです!
当店にて、定期点検や車検点検を実施の際はこのようなトラブルリスクを『テスター診断』にて回避しようという狙いではありますが、電装部品の故障は突然発生するとも言われます。解りやすい例えは、お部屋の電球が切れるみたいなもの。また、レギュレータ故障の初期段階においては、テスターの数値に現れないこともありますので、それが点検整備の限界点とも言えます。
お話を戻しますと、この電圧計をモニタしておけばそのリスクをさらに下げられるというワケです。
さて、では早速実験!
現在売り出し中!『キレイが一番主義』なXL1200Xフォーティエイト。
まずはエンジン始動前に測定。
商品車はいつでもエンジン始動できるように充電管理しておりますが...
若干サボった数値かもm(_)m
ここで、イグニッションをON。
まだセルは回しておりませんが、インジェクションモデルはフューエルポンプやECMの起動により数値に変化が。
“黄色信号”のサイン。やや弱いってことです。
エンジン始動後はバッチリの数値に。
商品車ですから当然ですがw。
同じく売り出し中の1980年式FXBスタージス。ショベルとしてはキレイがいちばん主義。
これはちょい前にバッテリー充電した記憶です♪
ここでエンジン始動。キャブ車はアイドリングが低すぎると電圧も下がります。が、数値上は正常です。
そして、2000rpm付近の回転数で測定。
バッチリです。
ショベルだってこうすればさらに安心して長距離ツーリングできそう。
この電圧計のデメリットをひとつ挙げるならば、車体に取付たバッテリーテンダーの差込プラグに差した位置だと、走行中の状態はモニタできないことです。
延長ケーブルなどでメーター回り付近に貼り付けたり工夫してみるのも◎
そこまでしなくても休憩ポイントで回転数上げて測定するだけでも十分ですが☆
取付に工具やバッテリー脱着が必要ないことが最大のメリット☆
在庫に限りがありますのでご来店前にお電話ください♪
この機会に掲載の電圧計をお買い求めの方に、ベガスメカニック直伝、テスター診断レクチャ&テスター値虎の巻が付いてくる!
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