前回からのつづきです★
八ヶ岳縦走ハイク2日目の山行は、テントを撤収した赤岳鉱泉テント場から、主峰の赤岳、横岳、そして行きに一度達したピークである硫黄岳への縦走を経て自宅までの帰還が目標です★
...って八ヶ岳って有名だけど一体どこを登ってるの?とLINEがきたので解説をw
これはバイク用のツーリングマップですが、
定番のビーナスラインを走る際、決してハズせない南側の国道299メルヘン街道。
このメルヘン街道の最高標高はなんと2127mもあって、長野県の渋峠が国道に認められる前までは日本最高標高国道として有名だったのです。だから今は第2位のハズw
そのメルヘン街道麦草峠のちょうど南に位置するのが八ヶ岳。
八ヶ岳は、主峰の赤岳をはじめ周辺山域を束ねた総称で日本100名山のひとつ▲
【画像はNAGバルブのテストで立ち寄った時のモノ】
ちなみに麦草峠にある麦草ヒュッテはバイクでも行けちゃう山小屋ですのでツーリング立ち寄りスポットとしても◎
登山しなくても、てぬぐいやバッヂといった記念グッズも手に入っちゃいますよw
登山口から硫黄岳山頂を介し赤岳鉱泉テント場まで距離は約11km、高度は1390M登って790M降りた計算に。
さてさて、なぜ山に登るのかとよく聞かれますが、それはバイク旅の延長です!過去にバイクで沖縄中を走ったことがきっかけでダイビングのライセンスを取ったことも同じ。バイクでは行けないその少し先まで行きたくなっちゃいませんか?!w
AM6:00
いよいよ主峰赤岳の首を取るべく山行開始!
果たして無事帰還できるか...!!
出発して間もなく到着したのが行者小屋。
ここにもテント場が...!
『初日ここまでこれば良かった...』と漏らすw
この行者小屋からはほとんどのハイカーが北側の地蔵尾根に向かっていきましたが、ワタクシは南の文三郎尾根からアタック。
バイクのツーリングルートと同じく、可能な限り同じ道は通らずに周回したかったからという理由からです。
文三郎尾根は昭和26年から32年頃まで小屋場を運営していた茅野文三郎サンがハイマツを切り開いてこのルートを開拓したのだそう。登山道を作ったヒトの偉業にはいつも感服です。
嶺の深みから雲がどんどん登ってきます。
ふむ...
これがやがて雨になるのだな...。
今日の天気予報は午後怪しかったのデス。
さて、ワタクシが選んだ文三郎尾根。
事前調査では
『階段地獄』
なるものが八ヶ岳名物となっているとの情報が...!
ホントでした(泣)
この赤いペイントが過酷さを助長しているように思えますw
技術は要りませんが、歩行ペースがつかみにくい!
階段地獄を登りつめ、森林限界を超えた岩稜エリアへ。
ここからは、ストックを畳んでヘルメットを着用!
辛かったかどうかはあまり覚えていません...
登頂成功!
この赤岳の道標...
上の部分がブっ飛んじゃってます。。。
過去に一体ナニが起こったのか... 謎
次は横岳への縦走路へと進路をとります。
横岳に向かってすぐの赤岳展望荘。
山小屋です★
気丈に振舞っているつもりでも内心心細いのでしょう...
入口に吸い込まれてゆきますw
ホットコーヒーをオーダー。
500円。
『何杯でも飲んでOKすよ♪』
と言われました。
熱いコーヒーよりヒトの温かみがココロを勇気づけてくれます。
小屋屋外の設備を見て、
なぜかエイリアン2を思い出した..
横岳は3つのピークが連なっているということを知らなかったワタクシはその道標を探し続けるハメに...
3つめのピークでついに発見!
これで残る縦走路は硫黄岳のみ...
...と横岳奥ノ院から20分ほど、硫黄岳手前でここにも吸い込まれるワケですが、結果としてとってもステキな山小屋を発見できました★
すっごくイイ雰囲気★
テーブルには『火器使用可』の文字が...!
ここで自分のギアでゴハン作ってもいいって意味です。
なんて良心的な!
でも...
外の寒さと真っ白なガスの中を歩き続けた精神状態が求めたのは...
牛丼、1000円!!
ちょっとジブリっぽい龍と八ヶ岳の山々が2枚で合わせてひとつの絵になるステキなデザイン★
そして、ついに硫黄岳まで戻ってまいりました!
これで目標の縦走も全て達成★ ...誰も居ませんが...?
天気が悪いと人出がガラっと変わるのはやはりバイク屋と同じ...
ここからは下山ですので例によって一気に走り降ります!!
...トレイルを走る際はケガもそうですが岩稜帯では特に石を蹴落とさないような技術と配慮が必要です★
...とここで昔のタッチバイクというバイク雑誌にも載っていたもはや伝説と化した野天湯の道標を登山道脇に発見!
ちなみにタッチバイクはハードコアチョッパーの母刊。
恐る恐る降りていくと...
ム、ほんとうに実在したのか...?!
ワタクシも旅人のハシクレとして数々の温泉地を回ってきましたが、泉質・ロケーションともにここの露天湯はダントツの日本一!と認定★
露天湯の代金は降りたところにある本沢温泉山小屋で支払います。
入湯料1000円で記念カードが貰えます♪
ここから登山口まではあとわずか、標準コースタイムは2時間。
...というコトは1時間でイケるかも?!
お待たせー♪
文字通り背負ってきた全てを投げ捨てた瞬間w
ハイクは装備と準備が必要で多少敷居が高いモノですが、オートバイの楽しみを拡張させるバリエーションのひとつだと締めくくらせていただきますw
つづく
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