2020年5月21日木曜日

【フットクラッチのススメ】

ベガス本店サービスファクトリーです。

本日のお題は『フットクラッチ』。


旧車のハーレーにはバエますよね〜☆
剥き出しのオープンプライマリーベルトにスーサイドクラッチにジョッキーシフトはチョッパー3種の神器!

私がレーハーに乗り出した『ショベルブーム時代』にはこのスタイルが定番でありました。


ズボンに少し隠れているダイヤが『シフトノブ』。
これを手でガチャガチャやってシフト操作をするからハンドシフト。
足でクラッチ操作をするからフットクラッチ。
つまり、通常の操作が逆さまになるワケです。ハイ。

いきなり標題に反しますが、特にオススメはしていません。
操作には一定の熟練度が必要だし、そもそもこうしなくても乗れます。

ただ、今見るとやっぱりカッコいいんです...。

単に操作を逆にしただけなのに、サービスエリアとかで走り出すと超視線を感じますw

また、最近一回りした効果か、やはり王道の強みか、フットクラッチ化のオーダーが入ります。

...そして、フットクラッチの乗り始めは多くのオーナーがその操作に手こずります...

フットクラッチの操作には慣れと言うコツがあるので最後に記しますね☆


まず、コチラが『スーサイドクラッチ』と呼ばれる構造です。

suicide【súːəsὰɪd(米国), s(j)úːɪd(英国)

辞書で調べると米国人が好きそうな、ありがたくない意味でゲッソリしますが、『向う見ず』的な意味としても使われるらしいです。このクラッチとフロントブレーキレスのバイクをスーサイドセットアップとも呼び、米国人でもさすがに危ないということは知っていたワケなんですねww

通常はハンドルのクラッチレバーより伸びたクラッチケーブルがトランスミッションのレリーズアームを引きクラッチを切るワケですが、画像のようなフットクラッチの場合フットペダルからレリーズアームをシャフトでつなぎます。

単純にマニュアル自動車のようにクラッチペダルを踏むとクラッチが切れ、離すと繋がるという構造。つまり、ニュートラルを入れない限り、左足は地面に下ろせません。バランスを崩してうっかり左足を着くと...。エンストします。

ここがちょっと危ない所以なんだとは思いますが、よくあることです。エンストした時の対処のコツは、まず、異常に落ち着いたフリをする。後方車に少し挨拶をして、素早くニュートラルを出してから確実にスタンドを出し、キック始動する。ですかね。もし、始動性が安定しないコンディションのバイクなら路肩に寄せた方が迷惑になりません。

また、たまたま画像がありませんが、旧年式のハーレーが純正採用していた『ロッカークラッチ』と呼ばれるフットクラッチも存在します。スプリング式のフットクラッチがクラッチを切った状態で固定できることからロッカー。足の操作方向がスーサイドとは逆となり、シーソー状のペダルを、切るときはリア側に倒し、フロント側に倒しつつクラッチを繋げるという構造。

どっちが優れているのかよく議論になりますが、そもそも片手放しでシフト操作していることを思えば趣向性の問題とも言えます。

次にそのシフト操作です。


このシフトノブもいろんなデザインのものが販売されているので、選ぶのも楽しみ。このバイクにはマシュマロがついています。

このレバー位置でシフト操作をする様が、騎士が馬に鞭を入れることに似ていることからジョッキーシフトとネーミングされたとのこと。

操作方法は、通常足で、1-N-2-3-4 と操作しているのを手で前後に操作するだけ。1速の方向がFLとFXでは逆となります。がこれも生まれつきの個性くらいに考えて大丈夫です。

さらにトランスミッションのTOP構造が年式により異なり、メカニカルTOP、ラチェットTOP、ロータリーTOPの順で新しくなります。


ラチェットTOP。
ショベル1200後期頃まで採用されていました。 



コチラがロータリーTOP。
画像のバイクはハンドクラッチです。

どちらもシフト操作後にはレバーが元位置に戻る構造です。操作感に違いがありますが、愛車をカスタムする場合はこれも我が子の個性という名の宿命と思って大丈夫です。

ラチェットTOP以前のメカニカルトップは、操作時にはレバーが1速、1速個々の位置へと移動します。純正パンヘッドのハンドシフトとか、タンクに切り欠きのついたステーがマウントしてあり、シフトそれぞれの位置が決まっていることを思い出すと理解できます。

また5speed後のミッショントップはさらに変更となります。


では、最後に巻頭でふれた操作のコツについて。

手こずるオーナーの多くの悩みが...

『発進時のクラッチの繋ぎ方』

発進するときに、バイクが『ズドンと飛び出してしまうのではないか?』と、『エンストさせたくない』2つの恐怖心がせめぎ合ってってしまい、なかなかスムーズにクラッチを繋げないのです。その場合スロットルの回転数だけがやけに吹かし気味になっていることが多く、そのままクラッチを繋げるとガクンというギャップを感じながら発進するか、エンストするかのどっちかとなります。

そのコツは、

【スロットルを回すより先に半クラを出すこと】

ハーレーには粘り強い“トルク”があります。
極端な例えですが、手がクラッチのバイクでも超ゆっくりクラッチを繋いでゆけばそのトルクの粘り強さにより、全くスロットルを開けなくても発進できちゃいます。

【その手順は】

『クラッチを踏んで、シフトノブを押し込んで1速を入れる』
『踏んでいるクラッチペダルをゆっくりと戻す』
【ココがポイント!】
『次第にリアタイヤに動力が伝わる感覚を感じたら...』
     『さらにクラッチを戻す』
ゆっくりと            を同時に操作します。
     『スロットルを開ける』

すると回転数とのギャップが少なく安全かつスムーズに発進できます。

イメージは『半クラに乗せていく』感じでしょうか?

でも、あらためて上の手順を見ると手のクラッチ操作でも全く同じなんですよね♪

普段は無意識にやれてしまっている操作を足で出来るようになる。がポイントですが、手でクラッチ操作をしている時もスロットルから先に開けている方はてこずるかもしれません。

お考えの方はお気軽にご相談ください☆




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2020年5月19日火曜日

【塗装の“耐久性”】

ベガス本店カスタムペイント工房です♪

今日は先日メンテナンスでご来店いただいたオーナーより嬉しいインプレを頂戴したのでご報告を☆


『かれこれ5年前に塗ってもらったこのホイール、全然劣化しないんだよねー♪』

とお話いただいたのはチョロスタイルにカスタムされたFLSTFオーナー。

もう5年も経つのか...
月日が経つのは早い...

...と少しノスタルジーに浸りながらもだんだん思い出してきましたw

確か当時このオシゴトを頂戴する際にはいろいろなリスクもお話した記憶があります。

なぜなら、このホイールペイントは比較的イレギュラーというか大胆なオーダー内容だったからです。

それは...

『ホイールを分解せずに丸ごとペイントする』

です!

スポークホイールは、

リム(タイヤに接した一番外側の輪っか)
ハブ(軸であるアクスルシャフトを挿入する中心の回転部)
スポーク

の3つで構成されており、さらにスポークは、



スポーク

ニップル(画像の金色のパーツ。ネジになっていてスポークの張り調整が出来る構造に)

で構成されています。

初期型ツインカム以前のハーレー純正スポークホイールは『ユニクロメッキ』という建築現場で使用する足場などと同様の工業製品用メッキが施されており、経年により輝きを失い、次第に黒く...そして真っ赤な錆に変貌を遂げます。


ここまで味が出ると機能面での様々なデメリットが指摘されます。


通常、ホイールをペイントによってリペアやレストアする際はリム、ハブ、スポークすべてを分解しリムやハブをペイント仕上げした後、新品のスポークを使用し組み上げる手法をとります。


では、分解せずにペイントした場合に考えられるメリット、デメリットは...?

【コスパだけは高い】
まず、分解や再組み上げが必要ないのでコストを下げられる。そもそも、スポークをペイントしているバイクがいないからバエルかも。などがメリット。

次にデメリット。

【錆発生のリスク】
ペイント工程における下地処理では、ホイール全体にサンドブラストをかけ錆などすべてを剥離、その後洗浄しブラストのメディアと呼ばれる粒子を洗浄、脱脂を行います。この時瞬間的に錆は除去されますが、極度に錆が強い状態のスポークやニップルの場合、目に見えない鉄の内部まで達した錆が塗装後内部より発生し塗装を侵す可能性があります。スポークのように細いパーツに施すペイントは施工する厚さが限られるからです。

【スポークの特性は...】
スポークホイールの特性は、アルミキャストホイールと異なりスポークの金属弾性によりしなり、衝撃を吸収するサスペンション効果です。しなっていることは決して目で見ることはできませんが、さらに振動することを考えると表面に施した塗装が割れてくることも考えられます。

【スポークの張り調整が出来なくなる】
ホイールをまるごとペイントするワケですので、ネジ状となっているニップルの増しじめが出来なくなります。

...なんてことを言ったっけなぁ。と思い出しました。

が、結果オーライ☆

お客様にとっては、塗装の耐久性も技術力のひとつです。


当時同時に施工した同車輌のリアホイール。

コチラも遜色ないとオーナーにはご満足いただけております。

貴重なインプレッションをありがとうございました!ワタクシのブログネタを意識してのことと汲み取らせていただいております。


...と、ちょこっと調子に乗ってしまうワケですが、当店では将来的に想定されるリスクもお伝えした上で、可能な限りの耐久性向上の工夫も凝らしております。


現在施工中のFXDLのメーターダッシュパネル。
ブラックアウトはクラブバイクのセオリーですね。

オーダーカラーは『マットブラック』。

画像ではツヤ有に見えますが、これも耐久性向上への工夫。

ツヤ無のマットブラックの色出しは、黒の塗料にマット剤を添加したものを吹付しても出来ます。その場合1工程で済みます。しかし、下地としてマットを含まないブラック塗装を施した上でマット剤を吹付することで、明らかに耐久性がUPします。

ツヤ無のマット系のペイントは、ツヤ有に比べて引っかきに弱く、キズが付いた時に同様のコンパウンドでは消せないという特徴に対しての職人のコダワリです。


そう言えば、先日ご入庫いただいた別のFLSTFも当店にて施工後4年経過のホイールでしたね。確かその時もオーナーは『ポリッシュ部分も含めて何の手入れもしていない』と自慢げに言っておられました...。

耐久性を満足いただいているということだったんですね!


最近もホイールを含めたペイントオーダーを頂戴しておりますが、全てのベガス本店カスタムペイント工房が手がけた塗装物たちよ!末長く輝きたまえー!!



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2020年5月17日日曜日

【トラブルシューティング】

ベガス本店ショールームです♪

毎年のことではありますが、シーズンに突入すると一気にたくさんのオーナーがバイクに乗り始めますのでご質問やご相談ゴトも多くなってまいります。

そのひとつが、『トラブルシューティング』について。

トラブルシューティング(英 Troubleshooting)は、問題解決の一手法である。 とWEBにはありますが、

バイクにおいてはトラブルに対する診察と対処。

電話によるトラブルシューティングは、オーナーを通して得たマシントラブルの状況を聞いて、それまでの知識や経験から何が原因となっている可能性が高いのか、また、それを現場で対処できる内容か否か、また、ズットライドレッカーなどによるレッカーで搬送する緊急性が伴うかなどを可能な限り判断してご案内することです☆

ちょうど昨日、当店でご購入いただいたFLSTNのオーナーよりご相談がありました。


その内容の第一声は...

『セルが回らず、エンジンがかからない』

この質問で我々ロープーが真っ先に疑ってしまうのが...



キルスイッチがOFFになっている可能性。

これは結構ベテランオーナーさんにも多い事例で、普段あまり使わないキルスイッチが不意に押されている場合です。



キルスイッチがOFFになっているとスイッチを入れた際にランプ類とインジケータ類は点灯するものの、セルは回らない。

インジェクションモデルの場合、エンジンチェックランプも点灯せず、フューエルポンプの作動音もしませんので解り易いかもしれません。

【マメ知識】
ハーレーの場合はこのような構造となっておりますが、メーカーによってはセルモーターは回るが点火がカットされるという構造のものもあり、その場合気付かずにモーターを回し続けるとバッテリーが上がる原因ともなりますので、どちらが有効な構造なのかは微妙なラインです。


さて、電話のお話に戻しますが、
さらにヒアリングを続けると...

『スイッチを入れてもインジケーターが付かない』

また、
『2週間前には特に異常なく走った』

さらに、掘り下げて伺うと...

『スイッチをひねったタイミングによってはインジケーターが点くこともあるが、その時にスターターを押してもセルモーターが回らない』



...ナルホド。
この時点で私の出したひとつの可能性が、

『イグニッションスイッチの接触不良または故障』

このクラシックタイプのイグニッションスイッチ内は電極接点が接触することにより通電する仕組みですが、接点の錆で同様の症状が起こることがあります。

この場合、応急的にはメーターダッシュパネル、イグニッションスイッチの順で分解し、電極接点のサビを除去するか接点復活剤というケミカルを使用するかですが...

この時オーナーは工具を持ち合わせておらずNG。

次の対処として、イグニッションスイッチの原因を摘めない以上はレッカー搬入することが最善のリスクヘッジであることをお伝えしつつ、現状オーナーが出来ることとして唯一残っている改善の可能性として、

『バッテリー端子の増し締め』

をご提案いたしました。

もしかしたら、スイッチの接触不良は表面上の原因で大元となるバッテリーの接続接点が原因となっている可能性も考えられたからです。

バッテリー端子の緩みに関する記事はコチラ☟


FLソフテイルのバッテリーへのアクセス方法と、バッテリーターミナルを締めるための10Mレンチは一般的なモノなので家庭にも1本くらいあることをお伝えして電話をお切りしたところ、その10分後...

『無事始動できました!』

とのご返答をいただきました。
とはいえ、さらにイグニッションスイッチの点検を実施したほうが良さそうですが。

...ということで、場合によっては出先で復帰できる可能性を高めることができるのがその『備え』。

【車載工具】


画像は当店在庫商品ですが、持っていたほうが良い最低限のセット内容は、

コンビネーションレンチ
レンチと対のソケットセット
ヘックスレンチ
トルクスレンチ
モンキーレンチ
+-ドライバー
プライヤー
プラグソケット
10Mレンチ

など

比較的インジェクションモデルにお乗りのオーナーは積まない傾向が強いモノですが、今回のようなケースも考えると積んでおいて損はないです。私の場合、出先で引っ張り出すことはほとんどありませんが、積んでおかないと心細くなります。

【バッテリーまでのアクセスが出来るようにしておく】



ほとんどのモデルがリアシートの後ろにあるボルトを外すことでシートが外せます。ノーマル車の場合マイナスかプラスのボルトで、カスタム車や社外シートを使用している場合インチのヘックスボルトを使っていることもあります。



画像のファットボーイやヘリテイジクラシック系、ブレイクアウトなどシートが2ピースに分かれている場合はさらにライダーシートを外します。



一見手で回せそうですが、固い場合もありますのでプライヤーを持っていると◎。



これでソフテイル系はバッテリーターミナルへのアクセスが可能となりますが、不用意に自分で脱着することはオススメしません。理由は先に貼ったリンク記事にも書きましたが、強いトルクで圧着していることが求められるターミナルをユーザーが締めた際に緩みが発生する率が高いからです。逆に定期的に増し締め点検が出来れば理想ですが、締めすぎも注意。ターミナルを脱着する際の工具は10Mスパナ。

また、インジェクションモデルはECM(サンダーMAXなどのパフォーマンス系ECMも同様)を保護するために事前にヒューズを抜いておくこともセオリーです。さらにサンダーMAXは一度でもバッテリーターミナルの脱着を行った場合、本体の初期化作業が必要となります。

ソフテイル以外の車種のバッテリーまでのアクセスのおおまかな工程も載せておきます。

【ダイナ】 
シートとバッテリーケースを外す。

【ツーリング】
シートを外す。TOP BOXつきはシートの厚みよりも長いドライバーが必要。インジェクションモデルはさらにECMをずらし、ECMプレートを外す。

【スポーツスター】
03年までのバッテリーが剥き出しのモデルは、バッテリーバンドとシートを外す。
04年以降はサイドカバーを外す。しかし、一方の端子は奥のオイルタンク側に隠れているので、ユーザーレベルでは出来ないかも。

【ショベル以前】
たぶんもう知っているはずです。

工具を何も持ってないとここまでの作業もできません。

さらによくあるトラブルシューティングを載せておきます。


【ガス欠】

これは、バイクを買っていただいて初期段階のお客様に起こる傾向がありますが、ほとんどの原因が給油を感覚で行っている場合に起りがちなトラブルです。

ガス欠防止策は、

『走行距離で給油する』

『残量確認は必ず油面の目視確認

です。

高年式のハーレーには燃料計がついていますが、その場合でも走行距離を目安に給油したほうが安全です。また、残量がわからない場合はタンクを揺らして音を聞くことが最も不正確な方法で、これが原因でガス欠に至ることも多い事例。残量確認は火気に注意し、タンクキャップを開けてタンク下より油面が何センチあるかを見ることに尽きます。暗くてタンク底が見えない場合はスマートフォンのライトを使用してでも見るべきです。


【スパークプラグのかぶり】

これは、案外にもベテランさんに多いトラブル。
インジェクションモデルではほとんど起こらないトラブルでもあります。

プラグかぶりの詳しい記事はコチラ☟
http://vegasmcs.blogspot.com/2018/06/blog-post_10.html



原因はリンク先の過去記事にも書いたように様々ですが、定期的な交換と、キャブモデルのオーナーは必ず1セットを車載することがポイントです。ベテランオーナーに多いトラブルである理由のひとつは、それまでのキャリアからプラグが原因ではないと思い込んでしまうことです。


トラブルシューティングの話題からだんだんトラブル予防のお話となってしまいましたが、モチロン、予防は大切。定期点検がその要ですが、バイクは機械ですので未然予防の限界もまたあります。例えばタイヤのパンクは、適正な空気圧充填の上、道路の路肩を走らないという予防をしつつも、そこに釘が落ちていれば突発的に起こります。この場合、当店のメカニックが乗るマシンでも路上ではチューブ入りタイヤの修理できません。

...つまり整備工場への搬入が必要なトラブルも存在します!



これも最低限の備えです。
ZottoRideレッカーは年額8990円のみで1年間、利用距離&回数が無制限で無料です。ベガス本店申し込みで即日から有効です☆

ZottoRideレッカーWEBページ☟
https://zuttoride.jp/


では、トラブルがないことがイチバンですが、ご自身でできる備えがさらに楽しみを増します!万が一お困りの際はご相談ください☆




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2020年5月15日金曜日

【『調色』という名の匠】

ベガス本店カスタムペイント工房です♪



車検でお預かり中のダイナローライダー。
過去に当店にて販売させていただいた車輌です♪

こうやって車検でご入庫いただくと嫁に行った娘が里帰りしてきたような感覚にいたります☆



納車後にオーナーコダワリのカウルカスタムを施工いたしました。懐かしやー。

そうそう、このカウルは車体色に合わせて当店のカスタムペイント工房にてペイント仕上げしたんだっけなぁ...。

ソウナンデス!

バイクに限らずペイントの世界で言う『色』はまさに星の数ほど。



自動車の『カラーチャート』と呼ばれる色見本をひらくと、赤だけでも相当な種類が存在します。

では、このカウルのように新たに取付るパーツを自分のバイクと同じ色にしたい場合ってどうするのでしょうか?


『同じ塗料を使えばいいのでは?』

確かに...。クルマの場合、純正色として設定されたカラーには『カラーコード』と呼ばれる色をナンバー化した表があります。

また、同じく4輪車には純正色を構成している複数の塗料を調合する比率を記したレシピのようなものも存在します。

...がしかし、オートバイにはクルマのようなカラーコードの表記がありません。もちろん、二輪メーカーの製造レベルではコードが存在し、一部の塗料販売会社では純正塗料の販売もありますが取扱うメーカーや色数には限りがあり、特に輸入車にとっては入手が困難です。

さらに、仮に同じ塗料を入手できたとしても次の問題もあります。

【① 施工後の色は経年によって変化する】
ペイントは日光などによって少しずつ変色してゆくものです。それもジーンズの色落ち等に似た“味”でもありますが。ですので同じ塗料を使用してもうまく馴染まないことも有り得ます。


【② 『パール』や『フレイク』は粒子にサイズの違いがある】
例えば同じ名称の『ブラックパール』を用意しても塗料に含有するパール(ハーレーの純正塗装の多くに使われ、日光を照らすとキラキラ瞬く粒)の量や、フレイクペイントの場合はラメの大きさが異なると違和感が発生します。特に『キャンディフレイク』のようにギラギラとした大きなラメを使用した塗装は日焼け等による変色率が高いとも言われます。


ナルホド。ではどうしたら...

そこで、頼りになるのが、

『調色』

の技術です!

【調色 ちょう‐しょく〔テウ‐〕
調色とは、実際に色を合わせたい塗装物から、新たに調合して同じ色味になる塗料を製作する技法のこと。


調色作業を行う際は、予め車体の前後フェンダーやガソリンタンクなどの外装を見比べ、色の劣化や変色の少ない最も平均した面積を持つ部分をベースに選定します。


当店ベガス本店カスタムペイント工房はこの調色作業を得意としています。

現在も調色ペイントが施工されていますので参考に見てみましょう♪

ペイントオーダーはハーレーじゃなくてもご相談ください♪


現在オーダーが入っているダートトラッカー。
追加するカスタムパーツを車体色と同色に仕上げることが依頼内容。

車体色は純正色ではなくカスタムペイントで仕上げてありますので、この色に合わせるためには調色技術に頼るほかありません。


調色は職人の経験とイメージから複数の塗料を調合し、時間をかけて同じ色を調合すること。水彩絵の具やポスターカラーを使ってパレットの上で色を作ったことがありますでしょう?そんな作業です。学生時代のこと思い出しました?難しそうでしょ。実は難しいんですw


大方の調色が完成したらテストピースと呼ばれるサンプルを作成し基となる色に置いてみます。

塗装は各工程(下地、中塗り、上塗り、クリアコート仕上げ、乾燥、研磨)を経て最終的な色味となりますので、完成時の色味と同一となるか否かは職人の経験とイメージ力だけが頼りとなります。

さて、この調色技術、新旧さまざまな色出しが要求される二輪塗装にとって強い武器となります。

ハーレーの象徴的な実施例では...


そう、AMF時代のFXSローライダーレプリカペイント。



この時代はメタリックが主流でしたので密かなコダワリを注入。

ただし、一説によると当時の純正塗装は個体差も大きく、もしオリジナルが存在しても経年劣化を考慮すれば再現の幅もまた広し。深い...。しかも現物はFXS風のオーダーでしたw。

さて、未塗装のカスタムパーツ追加やワンオフ製作によるペイント、さらにヘコミや傷などのお悩み、もちろんオールカスタムペイントまで、ペイントのことなら何でもご相談ください♪

まずはお見積りからご案内いたします。



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2020年5月12日火曜日

【在宅カスタム】

ベガス本店ショールームです♪



先日、栃木県のお客様より通販でオーダーいただいたと記事に書きました、ベガスオリジナルGrooveポイントカバー。

商品は無事オーナーの手元へ。
その後なんとオーナーから取り付け後画像をメールしていただけたのでご紹介☆





全身に漆黒のブラックをまとうXL883Nに絶妙なアクセントとして輝いております☆

ブラス=真鍮には、ステンレスやアルミとはどこか違った表情が感じられます。私もバイクのパーツに限らずZippoや、キャンプのペグハンマーヘッドなど身の回りに忍ばせております。

オーナー様は今回当店とは初取引とのことですが...

『お世話になります。
商品無事届き、装着してみました。
とてもいい感じで、大満足しております。
機会があれば店舗にも遊びに行かせていただきます。
丁寧なご対応ありがとうございました。』

とのコメントまでいただいてしまいました♪

部品ひとつの通販も‍人と人とのコミュニケーションなんだなぁと深く感じた次第です。

これもご縁です!
ぜひお店にも遊びにきてくださいね♪


...と、在宅カスタムをしていただいたことに触発されたかのように、『在宅キャンプ飯』の続編リポートを!



キャンプで活躍する『ライスクッカー』。
シャレオツな飯盒。
炊飯器よりもウマく炊ける炊飯器。
とも呼ばれます。



家庭の炊飯器のように中ブタが。
これのおかげか火加減を全く気にしないで、ゴハンが炊き上がります。

今日のレシピは、
『釜飯』!

友人のハードゆるキャンパーが、『究極のキャンプ飯は炊き込みご飯』と前々から言っていたのでモノは試し。

ここで、釜飯のレシピを公開!

1、米を洗う
2、通常の炊飯量の水で満たす
3、釜飯の素を入れる
4、炊く

の予定ですが...。

果たしてウマくできるのか?

普通のゴハンを炊くなら、火をかけ沸騰してからおおよそ10分ほどで湯気が出なくなるので、そこで火をとめてから蒸らせばできあがり☆

が、なかなか沸騰しません。
また、なかなか湯気も収まりません×

具材とダシが効いているのですね...。

辛抱強く待つことしばらく、

なんと勝手にガスの火が小さくなり、ついに電子音とともに火が消えてしまいました!

...奥様がたならご存知でしょうが、家庭用ガスコンロは温度センサーが付いていて加熱しすぎると消えてしまうのです!

セオリーならここでフタは開けませんが、キャンプ炊飯は何度か途中で中を見てもヨシ!という掟を読んだことがあります。



ムムっ!
画像だと解りにくいですが、少しおかゆ気味です↓

しかし、これ以上加熱してもすぐ弱火になってしまう...

ということでリカバリー作業に移行...


一度混ぜ合わせてから平らにし...


結局、しまってあった登山用ストーブを引っ張り出すハメに...。



名称『クモストーブ』。
カセットコンロのガスで使用できるので案外にこれが手軽でコンパクトです。ガス缶は現地調達&現地廃棄も可能だし、低気温に弱いとの指摘がありますが、それ専用の『パワーガス』なるものがあり私の場合マイナス10度位まで不自由を感じたことはありません。普通のガス缶ではダメダメですが。



いわゆる追い焚き。
アウトドアでも炊き足りない時はこれで大概リカバリーできます。


できあがり☆


小ネギを加え、
まずまずの仕上がり。
芯もなく、追い焚きで出来たオコゲが釜飯には合います!



少し調べたら本気モノの釜が売っていて欲しくなっちゃいました!

が、重さと手入れには覚悟が必要そう..。


さて、カスタムも旅も準備、準備!
そろそろの吉報に期待☆




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