ベガス本店ショールームです♪
前々回記事、
【『ガソリンが腐る?！』長期保管したバイクを動かす際の注意点☆】
つづき。書き忘れを☆
【⚠空気圧チェックについて⚠】
『半年ぶりにバイクを動かした』
...といいながらの車検入庫。ホントに最近よくある風景ですが、
...当然空気圧が激落ちしております。
中にはこんな低い空気圧でよく走ってこれたと思うことも！
...我々STAFFはバイクを押し引きするだけである程度の空気圧低下まで察するのです。
ここで、少し脅かします！
【空気圧が適正でない場合のトラブルあれこれ】
・ 走行中バーストする(瞬時にゼロ気圧となりますので転倒します)
・ パンクの確率が相当上がる(適正圧が釘拾いやリム打ちを防止しています)
・ 偏摩耗する(コレが原因でタイヤ交換する場合も多し)
・ ハンドルが振れる
・ 燃費が下がる
怖いですよね？
このキケンな状態でご入庫される方も少なくないのでその原因をリサーチしました☆
【空気圧が適正でないまま走行してしまう原因】
① 空気圧の管理スパンを知らない
② 空気圧の測り方が解らない
③ 自機の空気圧設定値を知らない
やってる方においてはビックリされるかも知れませんがコレが真実☆
...モチロン、当店の販売車輌オーナーや点検ご利用の方を中心にちゃんとできてる方も大勢いらっしゃいます☆ドキドキ...(?)
では、今からでも遅くない！今回全てお教えしますｗ
① 空気圧の管理スパン
最低でも1ヶ月に１回。
走行毎に必ずチェックがキホン。
1年で1気圧ほど落ちるとすれば、半年で0.5気圧以上、1ヶ月でも0.1気圧落ちる計算ですので当然のスパンです。わずか0.1気圧の違いでも何らかのリスクはあります。
「バイクに乗ったその日最初の給油時にチェックする」がいちばん確実です☆
② 空気圧の測り方
モチロン、ベガスで出来ますが上記スパンから考えればそれだけでは不十分。
ワタクシの場合、ほとんどがガソリンスタンドでセルフエアゲージをお借りします。
【通称：ボール】
スタンドで一度は見たことがございますでしょう？
1.ホイールのバルブキャップを外して、エアゲージの先をバルブに差込みます。
...その際、密着が甘いと『シュー』とエア漏れしますので、音がしなくなるまでシッカリと差し込みます。
画像はベガスのエアゲージですがスタンドのもだいたい同じです☆
※ ホイールタイプによってバルブに向きが合わない方は事前にバルブアダプタをご購入ください☆(安いモノです)
2.ゲージの値を確認
適正値なら何もそのまま外してOK。足りなければこのあと調整します。
3.調整する
ハンドルを強く押し込むと充填、軽く握ると減圧しますので適正圧になるまで調整して完了。モチロン前後ともに調整します。
※ 空気圧はタイヤが摩擦で熱せられると膨張します。それを考慮するか、やはり走って間もなくが◎
また、長期放置の末、自宅車庫でペタンコ級になった場合は自転車用の人力空気入れでも入れられます。腕がパンパンになります☆(米式バルブ対応の空気入れ)
③ 自機の空気圧は？
『お手持ちの車検＆点検記録簿に載っている』
『ググればすぐ判る』
...ではそっけないのでおおよその早わかりは...
XL/スポーツスター系
フロント：2.1 (TT2.0)
リア：2.3 (TT2.1)
※TT=サンダンストラックテックフォークスプリング搭載車
＆
ダイナ＆ソフテイルFX系 フロント：2.1 (TT2.0)
リア：2.5 (TT2.2)
※TT=サンダンストラックテックフォークスプリング搭載車
フロント：2.5 (TT2.1)
リア：2.5 (TT2.2)
※TT=サンダンストラックテックフォークスプリング搭載車
ツアラー系
フロント：2.5 (TT2.2)
リア：2.5 (TT2.3)
※TT=サンダンストラックテックフォークスプリング搭載車
厳密には車種別、乗車定員別にに設定有りですが0.5気圧のまま乗るよりよっぽどマシです。
さらに旧車やカスタム車の場合、タイヤインチ経と車重を基に上記車種との類似点を考えればOK。
これからはハーレーライダーもカッコだけじゃないってコトを証明してやりましょう♪
ご参考なまでに☆
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