2022年3月29日火曜日

【久しぶりにエンジンをかける時のまとめ】

 ベガス本店ショールームです♪



【今朝の朝練にて撮影【◎】д】


ついに咲いちゃいましたね♪✿


このタイミングで長き冬眠から目覚めるレーハーたちも多いハズ。


...ところで、長ければ半年ぶり位でしょうか?しばらくぶりにバイクを動かす際のセオリーをまとめてお知らせします☆


ちょい前にも書いたし、いまさらと思っていますがなにせ需要がある情報なのです 泣


【① プラグがカブるかも】



しばらくぶりのエンジン始動は、まず、掛かりが悪い。掛かったあと安定しにくい。
そして、『片肺になる』『吹けにくくてパンパン鳴る』。
...なんて場合は先ほどの始動でプラグがカブったのです。 

原因は燃料の腐敗。


【キャブのフロート室】

キャブ車の場合、矢印のフロート室という名の器に少量だけ貯められたガソリンがエンジンへ送られます。長期保管によってこのフロート室内のガソリンはおよそ1週間レベルの速度で腐敗が進みます。

その速度を図解すると...


【大容量だと速度は遅い】
トレーニング時に背負うサイズです。



【少量だと速度が早い】

久しぶりに始動した掛けはじめでは、古くなったガソリンが不完全燃焼を起こすのでカブります。...なんとか安定させて走り出したあと、普通に走行できるようになるのはタンク内のガソリンと入れ替わるから。

※ 密閉されたアルコール度数の高いお酒は悪くはなりませんw


【事前にスペアプラグのご用意を】


※ 半年や1年を超える長期保管や、タンク内に少量しかガソリンを入れていなかった場合などはガソリンの抜きかえをしないと掛からなかったり調子が出ない場合があります。



【② もしかしたら車庫の床がキレイになるかも♪】



~1993年式モデルの場合、長期保管中にクランクケースに溜まったエンジンオイルが、ケースから直接伸びるブローバイホースより大量に出る可能性大!




これくらい以上の量が軽く出ます。

画像のようなオイル皿を敷いておかなかった場合、約30分間の清掃の末ガレージの床がピッカピカになります♪


【出発できたならスタンドに直行!】


走り始めることができたなら真っ先にガソリンスタンドに行き新鮮なガソリンを充填しましょう♪

※ 長期保管中のタンク内燃料が少量であった場合や保管期間が長すぎた場合などは走り始めたあと路上で止まってしまう可能性もあります。




【モチロン、空気圧も】

駐車中のタイヤ空気圧は、1ヶ月で0.1気圧以上減ると思っておきましょう。
...なのでいつでも1ヶ月に最低1回は入れるのです。推奨は乗る都度毎ですが


以上まとめましたが、そもそもエンジンが掛からない場合は問題外です。前日にバッテリーの充電をする、ちゃんとクランキングするかチェックしておく、なんてのはわざわざ書く必要もありません。

...と初心者にも優しい旧車屋の当店です


今晩はお蕎麦か寿司と焼酎なんてオツだなぁ...☆
あと、カマボコとスルメ。


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