2018年6月18日月曜日

【ああ、野麦峠♥】

久しぶりに日帰りプライベートツーリングネタです。

なぜか私がただただ日帰りでひた走ったというこのコーナーを楽しみにしているというマニアックなお客様がおられますので。

ハイ。
今回の日帰りツーリングのメインは、木曽路『野麦峠』。
当店にも少数生息するハーレー峠小僧の方々でもまだ走ったことない方も多いのでは?


新緑の深さが群馬や長野とでは一味違う岐阜。
よくあるツーリングルートでは、長野県松本より安房トンネルを抜けて新穂高~高山を回ることと思います。安房トンネル開通前は松本と高山をつなぐ交通路であったそうです。県道をよって走るのもオツですよ~♪


早朝の諏訪SAから望む諏訪湖。
明るいうちに見るこの景色は新鮮。



中央道、恵那ICを下車、野麦街道へアクセス。


県道のツーリングの醍醐味は『旅気分♪』
山道を高速で走るワインディングとは
別の景色や雰囲気を満喫できます。




新緑が本当に鮮やか!
緑に体が溶け出しそう。


峠の途中で昼食。
立ち寄ったのは野麦峠道中唯一の茶屋。その名も『お助け小屋』。
野麦峠資料館が併設されています。

かつて徒歩にて峠越えを行っていた時代、野麦峠は難所として有名で、その避難小屋としてこのお助け小屋が建ったのだそう。(当時の場所は現在とは異なる)


私の世代でもリアルには見たことがない『土間』。
子供の頃玄関のことを土間と呼ぶことがあったがホントの土の間ではなかった。


うーん、若年時代劇ファンにもウケそう!
ここでうどんやそばをすすりたい!!




ジャーン!
すぐに実現。
山菜を散りばめた
野麦うどん【左】
野麦そば【右】



と、ここで以前ブログでも紹介した大自然の野湯へ立ち寄ってみました。
・・が!

自然に帰ってた(泣)

つまり閉鎖してました。
知ることができただけ良かった。
時代は変わる、ヤレるうちにヤラねば!を痛感。


野麦峠でシッカリ木曽路の旅情緒を満喫して向かったのは日本三大名湯とうたわれる『下呂温泉』へと進路をとる。


下呂温泉は昔とちっとも変わってなかった。
山に囲まれたのどかなロケーションが旅人を癒してくれます。


さて、さて、ここからはいつもの悪いクセが発症して、『なんだか峠走り足りないね』なんてことになり、中津川までいくつもの複雑な県道ばかりをナビで依って走ったためどこを走ったかは全く不明!普通の道を走らなかったことは確か。


そして、いつも通り日が暮れました。
今日は日没後の峠越えがなかっただけ優秀です。


これは今日のヒットメニュー。
駒ケ岳SAの焼肉定食。

豚汁がついてライス大盛りはお姉さんのサービス(?)

かなりお得です。


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2018年6月16日土曜日

【やはりダイナが熱い!はじめての納車☆】

ベガス3号ショールームです♪

『絶版』の二文字が影響してか否かとにかく熱いダイナの納車式をリポート!


今回のEVOローライダーが2台目のハーレーだというKオーナー。
バイクいじりも大好きというキャリアの持ち主とあって今日の納車説明は最短時間記録を更新(笑)でもポイントだけはシッカリご説明しましたよ♪

初のEVOビッグツインの鼓動感を堪能してくださいね♪


そして!コチラは当店にて3台目のハーレーのご購入というKオーナー!(このコーナー、イニシャルがカブること多いんですよね。)
初のキャブモデル&ダイナモデル。
当店でも限られた峠道を依って走るタイプの一人。
ダイナの性能をワインディングロードでお試しアレ!

ありがとうございました☆

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本日更新!
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2018年6月12日火曜日

【ホイールのサビ防止】

ベガス3号ショールームです♪

梅雨ですね~。
こんな時期にピッタリの話題をひとつ。

『スポークホイールのサビ防止対策』

スポークホイールにお乗りのお客様ならご存知のことだとおもいますが、サビてしまったり、サビてなくても汚れたスポークのお掃除はとっても大変なんですよね~。

・・ということでサビや汚れを防止するひと工夫作業をお教えいたしましょう!


さて、今日使うケミカルはコチラ。
もうお持ちの方も多いでしょう。

そうです!
今回のサビ対策は普段は外装の磨き剤として使用しているこのバリアスコートの撥水性を利用するワケです。

コレで磨き上げた外装やヘルメットに霧吹きやなんかでシュシュッと水をかけてみてください。まるでゴアテックスみたいに弾きまくります。

さて、施工方法。


スポークやリムに少量ずつ吹いてゆきます。
この時ブレーキ関連の部品やタイヤには付着しないよう養生しながら吹くとよいでしょう。


ご覧のようにバリアスコートの無色透明の液が添付されました。
バリアスコートは少量でも伸ばして施工できるガラスコーティング剤ですので吹きすぎないことがポイントです。吹きすぎるとムラになったり、そのまま走ったりすると飛び散ることの想像が容易です。


塗装面やメッキパーツなどは付属のマイクロファイバーで拭き上げて施工していただいていると思いますが。

ホイールはこの特工を開発しました。
と言っても洗車ブラシに小さめのマイクロファイバーを輪ゴムで縛っただけ。


細かいスポークの間やリムとニップルの隙間、ハブのメッキ面などもコレ1本で磨き上がります。

梅雨時期の湿気や急な雨にちょっとした安心を。
コーティングをしておくと次の洗車のとき汚れが落ちやすい現象をご存知の方なら説明不要です。

お試しアレ。

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2018年6月10日日曜日

【いまさら聞けない?ハーレーの基本取り扱い(プラグ編)】

久しぶりにマジメなバイクネタになりましたこのコーナー。
ちょうど1週間ほど前にUPした前回は『エンジンの始動方法』。

キャリアの豊富なオーナーならいつも普通にしていることながら、よくある質問として『季節の変わり目でプラグがカブリやすい』とか、『毎日エンジンをかけているのにかかりが悪くなる』などの素朴な疑問を持ってる方もしばしば。

前回はその基本的な考え方からチョークを使用したエンジンのかけ方を掲載しました。前回のおさらいとしては、理想的なエンジンのかけ方のコツはその時々の気温とエンジンの温度によってガソリンの揮発量が変わることを理解する。使用しているキャブレターやセッティング状態に合った始動方法を覚えるでした。また、長期的なエンジン保護という観点から始動直後の回転数を極力抑え、ドライな状態のエンジンにしっかりとオイルを回し潤滑させる。そんなことも意識して取り扱うと愛車に対してカラダにいいことをしている楽しみも生まれるかもしれません。

と、いうことで今日は前回のお話の続きとしての、
『スパークプラグのお話』。


お馴染み、ハーレーのハートに火を付ける“スパークプラグ”
画像はTCエンジン以降&XLモデル用。

先端の電極がスパークしエンジンを起爆させる源。

【マメ知識】
スパークプラグは消耗品です。長期間使用することによる老朽や、走行状態により電極先端が汚れることによりエンジンの点火不良や始動不良の原因となります。キャブレターモデルの場合、キャブレターのメンテナンスコンディションやキャブセッティングが良好でなかったり、誤った取り扱いを行った場合には予期せず交換や清掃を必要とする場合があります。また、プラグが汚れにくいとされるインジェクションモデルにおいてもメーカーでは6ヶ月毎の点検推奨箇所として定めており、最低12ヶ月毎での点検および交換をお勧めいたします。

前回のエンジン始動についてもそうですが、注意事項のさわりだけを読むと、
『キャブレターモデルはインジェクションモデルよりも取り扱いが難しそう・・』
なんて印象を与えてしまいそうですが、取り扱い方法のポイントや、その原理を楽しみながら理解するだけでインジェクションモデルよりも難しいなんて誤解は解けてしまうでしょう。なにせ、キャブレターモデルがインジェクションモデルへと完全に切り替わる2007年頃以前は、“免許取り立て” “初バイク” なんて方がみんなキャブモデルに乗り始めてたワケですので。

さて、いよいよ本題。
はじめにプラグが『カブる』とは?


【画像 カブったプラグ】

スパークする先端の電極部に煤(カーボン)が付着しています。この汚れが一定以上に達したり、余剰なガソリンでビショビショに濡れたりすると電気がリークし適正な火が飛ばなくなります。これがカブるです。

プラグがカブる原因はいくつかあります。
(キャブレターセッティングなど車体メンテが整ってる場合での原因例)

・エンジン始動時に余剰なガソリンを与えている場合(外気温とエンジン温度に対してのチョークの引いている時間や量が長い、加速ポンプの添加量が多い)
・空吹かしやスロットルの開閉を多用した場合(不要な加速ポンプによる燃料添加)
・極端に暖気時間が長い場合
・極端に低速で走行した場合、また速度に合わないハイギヤを使用し低回転で走行した場合
・エンジンをかけても乗らない、または極めて短距離の走行を習慣的に繰り返した場合
・弱いバッテリーで無理にエンジンをかけた場合
・プラグ交換をいつしたか覚えてない場合

これらは、全て1度きりの動作で症状が発生するとは限りません。ヨゴレはチリツモというワケです。

上記以外にも原因例はありますが、この一例は日常の取り扱いで起こり得る内容です。逆に上記の取り扱いを変えるとリスクが減るというワケですね。

【もしプラグがカブったら?】
スパークプラグは消耗品ですので理想は交換です。万が一スペアの持ち合わせがない場合はプラグ先端を真鍮製ブラシで清掃し対処しますが応急作業とお考えください。




では、最後に冒頭にも書きましたよくあるご質問の応答を載せます。

・季節の変わり目でプラグがカブリやすい
これに対しては、例えば気温が急激に高くなる夏にかけてこんな症状が起こる場合、チョークの引く時間や量を抑えてみる。また、始動前にスロットルをひねる加速ポンプの量(回数)を抑えてみる。などで改善できるかもしれません。気温の高い夏季は気温が低い時期と比べ燃料の揮発量が上がりますので気温の低い時期と同じ取り扱いをおこなうと、燃料の過剰供給となってプラグが汚れやすい状態となることがあるからです。また、余剰な燃料供給を避けるためには、始動時にマフラーから排気される煙の色を見て参考にしても良いでしょう。黒い煙が大量にドバっと排出される場合は余剰な燃料によりくすぶり易い状態と言えます。

・毎日エンジンをかけているのにエンジンのかかりが悪くなる
忙しくて乗れない時はエンジンだけはかけている。なんて話を聞くこともあるかと思います。これもプラグのカブる大きな原因となり得ます。車種に適合したスパークプラグを使用していることが前提ですが、プラグには自己洗浄温度と呼ばれる一定温度以上に達すると付着したカーボンが焼き切れるという構造をもっています。エンジンをかけても走行しない、または、近所を数分クルっとまわっただけなんてことを繰り返すとカーボンが焼き切れることなく堆積してしまうことがイメージできますでしょう。厳密には一定の走行時間も必要となりますが、一定以上の速度(エンジン回転数)も関係いたします。

さらにお勉強熱心なユーザー様はコチラを!

【NGK プラグスタジオ (プラグのくすぶり)】
http://www.ngk-sparkplugs.jp/products/sparkplugs/basic/05_02.html

【NGK プラグスタジオ (プラグの交換目安)】
http://www.ngk-sparkplugs.jp/products/sparkplugs/basic/05_01.html


NGKスパークプラグは当店の推奨取り扱いメーカーです。


さて、前回に増してエキサイトしました。文章にすると一定のボリュームとなりましたが要は適正な取り扱いに慣れることで難しいことではありません。

ちなみに、私の所有ハーレーもキャブレターモデルです。必要に迫られて路上でプラグ交換をすることはまずありませんが、ロングツーリング前などのタイミングで年に2度ほど交換をして楽しんでいます。

☆ ご参考なまでに ☆

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2018年6月9日土曜日

【発見!☆】

土曜日のベガス3号ショールーム、
多数のご来店・ご利用をいただきありがとうございました☆


と、ここで発見!
発売直後のベガスオリジナルTシャツを着用のOオーナー様!
毎度フォロアーとしてお世話いただきありがとうございますm(_)m

“白”が夏を爽やかに反射しておりました。
しかし、旧車にもバッチリ似合うベガスT。

気に入っていただいた方にご購入いただければ幸いです。


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2018年6月8日金曜日

【今再注目の“TC88”ローライダー完成!】

ベガス3号ショールームです♪

☆ 新入荷車情報 ☆

人気の高まる、“アーリーツインカム”ことTC88ローライダーの入荷です♪
しかも、当店ベガスにてショベルFXSローライダー80ciをモチーフににライトカスタムした逸品!


ベガス3号ショールームパーキングでの撮影ですが、鮮やかな新緑が出来立てホヤホヤのバイクを華やかに彩ります♪漆黒のブラックペイントに映る青空がステキな季節だと実感しちゃいますよね。

2001年式 FXDL ダイナ・ローライダー 1450cc 走行9800km
他店専門店でも取り扱いが目立つアーリーツインカム(初期型)。ダイナモデルはソフテイルモデルより1年先駆けて1999年に生産が開始されましたので、当モデルは3年目。個体的にも熟した年式と言えましょう。


何といっても、今アーリーツインカムが重宝される理由としては2つあります。

一つ目はショベルヘッド、エボリューションと受け継がれたこのフォルム。
39φフロントフォークはエボリューションモデルから直接譲り受けたディテール。また、130リアタイヤもショベルのローライダーと相変らないサイジングです。

もう一つはエボリューションモデル以降、生き残る最後の砦としてのキャブレター仕様車である点です。




キャブレターはフューエルタンク下にチラリと見えるラウンド型トップカバーが目印のケイヒンCVキャブレター。エンジン始動性能の高さとプラグカブリなどのトラブルリスクの低さを兼ね備えた『安定』2文字のキャブレター。


排気に合わせコチラも定番&高性能のS&Sティアドロップ型ハイフローエアクリーナーを装着。


やはり、FXSはコレでしょう♪
単なるレプリカではなく高いパフォーマンスも保証済みのサンダンス・ローライダーヘッダース・フルステンレスエキゾースト。いいカンジの焼け色がステキ!と言われるかも。
硬質なステンレスの豊かなエキゾーストノートは決して耳障りではないハーレー本来の存在感を演出します。そして性能の良さを身をもって実感できます。


当年式としては純正採用のスポークホイール。
当時モノのユニクロメッキならではの質感を味わえます。
どうです?キレイでしょう?


そして、ローライダーといえばスピード&タコの2連メーター。
ブラックリンクルのメーターダッシュはショベル、エボリューションと受け継がれここで完結いたします。このあとは間もなくクロームメッキの現行フォルムへと以降します。


ズバリ!エボリューションローライダースタイルを受け継いだ純正ダブルシート。

コンディションも自慢のローライダーです。
気になった方はぜひ週末のベガスへ!

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2018年6月5日火曜日

【今さら聞けない?ハーレーの基本操作】

ベガス3号ショームです♪

久々にマジメなバイクのお話ネタを。

きょうは『エンジン始動編』。
つまりエンジンの掛け方。

オーナーの方ならいつもやってること。
でありながら、実はこのエンジンの掛け方、
“個人差”があります。

また、キャブレターモデルの場合、使用しているキャブや
セッティング状態によって“個体差”もあります。

しかし、基本となる掛け方やエンジンが掛かる構造を知ると、今までよりスムーズなエンジン始動ができたり、スパークプラグが汚れにくくなったり、エンジンをいたわれるようになるかも知れません♪また、状況に応じたエンジンの掛け方のバリエーションを会得することができます。

一緒にキャブレターモデルはエンジン始動が難しいなんていう誤情報も払拭しちゃいましょう。


今日のモデルさんは、ベガス3号ショールームにて売り出し中の
FLSTF ファットボーイ 2002年式。

エボリューションがいよいよ旧車呼ばわりされるようになった影響か、人気がジワジワ上がる“アーリーツインカム”モデルです。モチロン、人気の理由はキャブレターなのでしょう。


行程① 
さて、キャブレターモデルの場合、はじめにコックを開けます。(当モデル年式は負圧式コック採用年式であるため、コックは特に閉じたり開けたりしないというオーナーもいます)


行程② 
チョークレバーをめいっぱい引きます。
チョークレバーを引くことにより、燃料の供給量を一時的に増大させ、セルスターター(キック始動)した際にエンジンがかかりやすくなるという構造の装置です。特にガソリンの揮発量が低くなる低気温時でも初爆(ドドッとエンジンが掛かるホントの始め)がとれやすくなります。エンジンが掛かるきっかけにすると理解してもOKですね。

コラム:文中にもありますが、キック始動などで『冬はエンジンの掛かりが悪い』なんて言われる理由は“気温の寒暖”に関わる“燃料の揮発量”の問題。チョークを引いて初爆を確保して掛ける掛け方が基本と言われる理由は、気温の寒暖によって燃料の揮発量の違いがあっても、チョークの引く量や時間で調整できるからです。ミクニHSRキャブなどチョークが標準添付されていないキャブレターもあります。


行程③
イグニッションスイッチをONへ。
この順番って儀式?なんて笑い話も昔ありましたが、単純にスイッチを最後に入れるのは節電意識。家電だってそうでしょう?イグニッションスイッチをONにしたまましばらくエンジンをかけないでいるのはバッテリー低下の原因ともなります。



行程④
セルスターター(キック始動)にてエンジン始動を開始。
この時に基本となるのは、インジェクションモデルの始動方法と同様、スロットルの開閉をせずチョークによる初爆を利用し掛けるというもの。チョークを引いた状態でスロットルを明けると、スパークプラグが汚れる(カブる)原因となりますし、瞬間的でも始動直後に回転数が必要以上に上がることは長期的なエンジンダメージとなります。関連することとしてはその日の最初に始動する状態を“ドライスタート”といい、エンジンがオイルによって潤滑されていない無防備な状態での始動と言う意味です。つまり、エンジン始動時は決して吹かしたりせず、必要最低限の回転数で掛けるのが理想というワケです。エンジンには暖気が必要な理由のひとつでもあります。


行程⑤
エンジンがかかりチョークを引いた状態でアイドリング維持ができたら、チョークを半分戻します。その理由は行程④での説明とも重なりますが、チョークはあくまで一時的に燃料の供給量を増やし始動性を高めるための装置です。反面、エンジン始動後も長い時間引きっぱなしにしたり、走行したりすると過剰な燃料供給によりスパークプラグの“カブリ”の原因となります。チョークレバーは、一杯まで引くとその効果がMAXとなり、半分の位置にすると効果も半分に抑えられます。つまり、理屈上エンジンが掛かり、アイドリングが維持できる状態であれば、チョークは出来るだけ早く戻した方がプラグの汚れは抑えられるということになります。しかし、極端に早く戻しすぎるとキャブが吹き返したり(クシャミみたいな現象)、何度もエンストすると再始動によるバッテリーの浪費に繋がりますので、絶えずアイドリングが維持できる状態を作ることがポイントです。文章にすると難しそうに思えますが、実際に説明のもとおこなえば一度でモノにできます。


行程⑥
キャブレター車はアイドリング(スロー)値を任意で調整できますので、始動するタイミングによっては、チョークを戻すとアイドリングが維持できないほど下がっていることがあります。これは、前回に乗ったときにアイドリングを下げすぎた状態で停止させていることが主な原因です。エンジンが冷えると燃料の揮発量が下がりアイドリングも低くなるという先の解説と似てますね。この時、チョークをゆっくりと戻しながらスロットルをほんの少しだけひねりアイドリングが維持できるようにします。大きく空吹かしをする必要はありません。また、この時チョークは完全に戻っています。


もし、画像のようにアイドリングを遠隔操作できるようなケーブルなどを付けていれば、それをねじ込んでアイドリングを維持させても動作としては同じです。

あとは車体を垂直にした状態で暖気を行い、ゆっくりとスロットルを開けた時にしっかりとエンジン回転が上がる状態になれば、その後走行暖気をすることが理想的です。※停車時の暖気の時間は外気温によって前後しますが、温暖な時期なら30秒程度です。5分以上の長すぎる暖気は避けましょう。

以上が、キャブレターモデルのチョークを用いた基本的な掛け方です。当店の納車説明では必ずこの説明をさせていただいておりますが、その時によくある質問も合わせて載せておきます。




Q.ツーリング中、コンビニとかで止まる度にチョークを引くの?

A.このブログを読んだ方ならもう説明不要でしょう!チョークは燃料の揮発量が低い時に燃料供給量を増やし初爆がとれやすくする装置ですのでエンジンの暖気が完了していれば使用する必要はありません。(長~いランチや、温泉に浸かってエンジンが冷えた場合は別です。)





Q.ボクのバイク、チョークがないんですが・・。

A.ミクニHSRキャブなどチョークが標準装備されていないキャブもあります。その場合は『加速ポンプ(スロットルを開けることにより燃料が添加される機能)』を始動前に利用して初爆をとります。映画ハーレーダビッドソン&マルボロマンの冒頭シーンでミッキーロークがスロットルを“クイックイッ”と開けるシーン。ソレです。その場合、加速ポンプはスローと連動していますのでスローを高くしすぎると効果を得られません。また、空燃比が低くなり始動性も悪くなる恐れがあります。
また、S&S スーパーEキャブなどの大口径キャブはチョークの効きが強く、加速ポンプの使用と併用するとノーマルキャブに比べプラグが汚れやすくなります。チョークを戻すタイミングもノーマルキャブよりも早く戻したほうが良いでしょう。さらには、このS&SスーパーEキャブだけでなく、リセッティング済みのキャブレターで、チョーク無しでも始動性に問題が無ければチョークを使用しないという選択肢も◎です。

さてさて、久しぶりにエキサイテキングしました。
次回はプラグのカブリについて書きましょう。


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