2020年5月31日日曜日

【純正っぽさをさらに消去する】

ベガス本店ショールームです♪

前回の記事でお伝えし忘れた補足情報です☆

特にスポーツスター系のコンビネーションテールライト(ウインカー)からカスタムウィンカーに変更する場合、併せてオススメすべき部品の説明がされていませんでしたm(_)m


XL系の1200N、1200X、1200V、883Nなどの純正ナンバーベースには矢印で示した樹脂製のナンバーベースとリアフェンダーを接続する部品がついています。

前回記事のケラーマンウィンカーはこの純正ナンバーベースのままでも取り付けは可能です。


では、補足情報はここから。

とことん“鉄製”の部品にこだわるハーレーに樹脂製の部品がついていることからも少し違和感を覚えますが、これには理由が...!



実はコレ、
『いわゆる日本仕様』
の採用部品なんです!


パーツリストにはたしかに周辺パーツの全てに『INTERNATIONAL ONLY』の文字が...。
つまり輸出モデル限定という意味。

...では?
米国で売られている同モデルにはなぜ採用されていないのか...?


パーツリストによると、ご覧のパーツでサイドマウントナンバーになっているワケです☆


そこで、コンビネーションウィンカーからのカスタムをする場合、せっかくなのでこの日本仕様パーツも変えてしまいましょう♪的なご提案です☆


使用する部品がコレ。
キジマさんのライセンスブラケットキット。

ケラーマンテールをナンバーベース下部に取付る際、図のリフレクタは使用しません。


ナンバー灯も付属しておりますので車検も心配ナシ!

取り付けイメージはコチラ。


矢印の純正パーツが無くなり...


ナンバーがフェンダーエンドより生えているようなスッキリシルエットに。



リアビューもスッキリ☆



さらに角度がつくことでカスタム感がUP☆

以上、補足情報でした!

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販売車輌ショールーム&
サービス工場&カスタムペイント工房

TEL047-360-8190

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〒271-0064 千葉県松戸市上本郷3471


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2020年5月30日土曜日

【ウインカー交換へのきっかけ】

ベガス本店ショールームです♪

本日も午前中からのご来店ありがとうございます☆

午前中にアップしようと企んでいたブログがこの時間になってしまいましたm(_)m


さて、画像はハーレー純正の『コンビネーションウィンカー』。

なぜコンビネーションかというと、ウィンカーとテールライトを兼ねているから。

2009年式頃以降のXL系、1200Nナイトスターや1200Xフォーティエイト、883Nアイアンなどに採用され、後にFXSBブレイクアウトやFLHXストリートグライドなどのビッグツインモデルにも採用されています。

...ところで、画像のXL1200N、今ブレーキレバーを握ってストップランプを点灯させているんですが、左側が点いていませんね。。。

左右同時点灯のブレーキランプは片側が点かないだけでも車検は通りません。

このコンビネーションウィンカー、経年から故障することがあります!

しかも『非分解式部品』であるため単体の修理は不可能。
つまり交換になるわけなのですが、さすがH-D純正補修部品。価格がお高いのです!

...ということでこのコンビネーションウィンカーの故障からウィンカーカスタムのお話に移行することもしばしば。


考えようによっては色んなウィンカーにカスタムして個性を高めることができます。その場合フロントウィンカーも一緒に交換したいですよね。


コチラが当店で実施したXL1200Xフォーティエイトへの『ケラーマンウィンカー』への交換例。


“世界最小”ウィンカーであるケラーマンウィンカー。
わずか小指の先ほどの大きさながらユーロ規格通過済みで、国内の車検にもパスします☆



気になる明るさですが、ルーメンという値で示される光量がバッチリ出ていますので、バルブタイプのウィンカーにくらべてもはるかに明るく視認性も申し分ありません。

このウィンカーのポイントは点灯していないときには、車体のフォルムの妨げになりがちなウィンカーの存在感が全くないことです。


ダイナシリーズのクラブバイクカスタムなどに使用されるレザープロスサドルバッグなど比較的大きなサドルバッグを取り付けする際は、純正リアウィンカーが干渉してしまい移設が必要となります。

その場合でもこのケラーマンで解決します。




ちなみに、この商品の存在を知らない人に、

『このバイク、ウィンカーはどこについていると思いますか?』



なんてクイズじみたことをしても、まず当てられませんw。


コチラがフロント。
寄せて撮らないとやはり存在感はありません。


消灯時には目立たない部品ですので、点灯したときは視認性優先の位置に取付ることがポイント。




ま、まぶしい...


ハザードライト点灯時もご覧の視認性。
夜間はその明暗差からさらに明るく感じます。



コチラは同じくケラーマンのテールライト。


光を正面から覗くような見方をすれば直視できないほどの明るさです。
決してマネしないでください。

同社より同じサイズ内にウィンカーとテールライトが純正コンビネーションテールライトのように配置されている商品もラインナップされていますが、純正が故障してカスタムする心情からは分かれていたほうが安全では?と思ってしまいます。

現状複数の作業実績がありますが、初期不良などは確認されていません。

また、ケラーマンジャパンという日本国内メーカーが存在していますので、アフターに対する安心感もあります。

ご参考なまでに...

お見積りなどは実施例からスピーディにお伝えできます♪


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2020年5月26日火曜日

【夜明け間近か】

ベガス本店ショールームです♪

5/25(月)に発表された緊急事態宣言解除に伴い、休校中であった自動車教習所が営業再開されます。


複数の当店提携教習所も早いところで5/27(水)再開とHPで発表されております。

営業再開日は各教習所によって異なりますので、ご利用いただく教習所HPなどでご確認ください♪

当店でも車輌購入のお客様で免許取得中の方がおられます。納車に向けてシッカリ整備しておりますので、バイクに乗るための切符は焦らずにGETしてくださいね♪

コチラはTOPシーズンに向けての準備もさらに力が入ります☆


いきなり!
なんと色鮮やかなシートなことでしょうか?!

ベガスの得意技のひとつ、シート加工・張替えの納品です☆


使用前の図。

スズキのカタナです。
懐かしー。

どうやら、ベガスはハーレーとGL屋だけどカタナだけは擁護しているらしいとの風のウワサを嗅ぎつけてご来店されたそうですが、それは誤情報ですw

シートの加工・張替えやペイントオーダーはハーレー以外もご相談に乗らせていただきます!

ちなみに今回のオーダーは小柄なオーナーに合わせた、

・シート高ダウン
・表皮の張替えです。


受注いただいたオーナー様からは、このシート加工が終わったらスペアで持っているもう一枚のシートも黄色にオーダーするとのご要望をいただいております。

色とりどりのレザーサンプルをパラパラめくりながら自分でデザインする。この作業は案外に楽しいもの。

当店では、どうすれば自分に合ったシートになるのか?また、お客様がやりたいことをヒアリング形式で引き出し、完成に結びつけるノウハウを培っています。お見積りも含めお気軽にご相談ください♪


さてさて、準備&準備コーナーにも気合が入ります♪



先日、同コーナーに載せたインセクトポイズンリムーバー。
これはやっぱり持っていたほうがいいかも知れません...

何年か前のことですが、富山県は黒部渓谷の早朝、渓流岸に自然に沸いてる温泉に浸かっていたところ、突如大群の小型のハエに襲われ、帰路の長野道走行中に脚がパンパンに腫れ、エンジンの揺れが伝わっただけで激痛がはしる事態に遭遇しました。

後々調べると、その小さなハエはハエではなくブヨだったらしいです。なにやら水の澄みわたった渓流を住処とし、特に早朝活発に活動しチームプレイで襲い吸血するそうです。まさに私がいた場所そのものです。

幸い、ハチとは異なりライフまで消費することは少ないそうですが、当時これがあったら腫れずにすんだかも知れません。


【☆ 特選!!在庫車情報 ☆】


当店謹製・FXDXT 1450cc クラブバイク☆
2001年式
豪華ブランドパーツ多数使用☆

詳しくはコチラ☟


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2020年5月25日月曜日

【色とりどりなおうどん】

ベガス本店カスタムペイント工房です♪

やはりテレワークの影響か、受注増のペイントオーダーが順次に完成しております☆


ダイナローライダーの2連メーターダッシュパネルとライザーのブラックアウトペイント。


オーナー曰く『ツヤ消しにして正解だった♪』

ビビッドブラックに対してのシャドー的アクセントになっております。
個人的にはツヤ消しブラックの仕上がり感が『鉄』っぽくて好きです。
どことなくOEM感まであふれるベストマッチングですね☆


こちらが少し早くオーダーいただいた純正ライザーまわり一式のグロスブラックペイント。ここはまたしてもツヤ有で正解でしょう!

めずらしいリンクルブラックのハンドルと絶妙なコントラストですね。

今回は部品単体のお持ち込みオーダーでしたので、部品の脱着は全てオーナーのセルフサービス。つまりどんどん庵と同じ。

どんどん庵HP☟
https://www.sagami.co.jp/dondonan/




続いては得意の『調色技術』を見込んで入ったオーダー。

ダートトラッカーをタンデム用のスイングアームに交換するため、ボディ色に合わせ調色いたしました☆


オーナーによる取り付け後にビフォー&アフター的資料のために見せにきてくれました。
光の当たり加減でグラデーションしていますが、スイングアーム取り付け部あたり、メインフレームとしっかり同化していますよね?

以前もお伝えした『調色技術』ですが、仕上がりではバイク以上にクルマがシビアであるとのこと。なぜなら、バイクは調色ペイントオーダーのほとんどが、前後フェンダー、フューエルタンクなど各外装との距離がありますが、クルマの場合、ボンネット、バンパー、ドアなど別途仕上げたパーツが隣り合っているためです。

今回はフレームも同色ですので当店の調色技術がイイ仕事をしたハズです。

ちなみに当店熟練塗装工の調色技術はクルマ業界で鍛え上げたモノです☆


さてさて、どんどん庵に行きたい気持ちをグっと抑えてもう少しの準備&準備☆

※今日の準備&準備コーナーはネタ切れのためお休みです。


【好評展示販売中♪】


ショベルヘッド XLH1000 アイアンスポーツ 
1974年式 / エンジンフルオーバーホール済み

当店ベガスが手塩にかけ仕上げた、ストックを大切にしたアイアンスポーツです☆
小気味良いエキゾーストノートは軽快そのもの。

詳しくは☟
http://www.vegas.co.jp/cgi-bin/baiku.cgi?class=1



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2020年5月23日土曜日

『GL1800も看板デス!』

ベガス本店ショールームです♪

当店がハーレーダビッドソンを扱う専門店であることは広くご周知いただいていると思いますがハーレーだけではありません☆

昔、『博士の異常な愛情』という映画がありましたが、当店ベガスが異常なまでの愛情を降り注いできたバイクが...!



ホンダ、GL1800!




GLの歴史は誕生からはや40年。

1975年にデビューしたGL1000を皮切りに、その後GL1100、GL1200、GL1500を経て、2001年に通算5代目となるGL1800が誕生。

GLは販売当初より、米国内マーケットにおいてハーレーの対抗馬という本田技研の戦略を背負ってきたクルーザーバイク。

現在では生産拠点を日本へ移していますが、GL1800時代の2000年中期までは米国内生産されていました。ですので、よく『逆車』と間違われやすいけど日本では輸入車だったのです。

ついにクラッチレスのいわばオートマ化した最新型のGL1800。

まだ店頭に並んでいるバイク店は少ないと思いますが、当店ではデモ車輌として展示中。
店外営業に使用していることが希にありますので、見学をご希望のお客様はご来店前にご連絡ください♪


約20年間に渡り我々ベガスモーターサイクルズのライフワークの極みとして製造してきたGL1800カリフォルニアトライク。当時は日本唯一の正規ディーラーとして、米国カリフォルニアサイドカー社に出向きライセンスを取得いたしました。



ベガス本店に掛けられているライセンス。
日本におけるGL1800カリフォルニアトライクの歴史はここから歩みはじめました☆


GL1800,GL1800カリフォルニアトライク共に各サービスメニューのご相談承ります♪


モチロン、2大クルーザーとしてのハーレーダビッドソンも☆


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2020年5月22日金曜日

【友情】

ベガス本店ショールームです♪

我々“バイカー”たるモノ、出会いが走る糅!

県をまたぐこともままならない社会情勢には未だに信じられないものがありますが、今はその出口が見えかけてきたと思いましょう。でも油断は禁物ですのでお店の美化や換気などの対策はシッカリ継続します!

さて、さて、ハーレーっていうバイクに乗ると遠方・他県の友達が必ず出来てきます。

本当なら遠い距離にいる友達との距離をバーチャルではなくリアルに縮めてくれるのもバイクのステキ☆



新潟県在住の私の友人です☆

かなりバエるチョッパーに乗っています。

でも、くるぶしのロールアップがちょっと色気づいてる感じがしてイヤです。


シーズンINしたらバイクで会いに行きたいなぁ。

彼は、今ご覧頂いているブログにいろいろな情報提供やアドバイスをしてくれていて、こんな時期でもブログを見て時々連絡をくれます。



シゴトをしている時はこんな感じらしいです。
ホントかな〜

『このアンドリュースのカムシャフトに交換する際は、このアジャスタブルプッシュロッドを使えばロッカー周りを分解せずにインストールできます!』

『今のカムシャフトに不満はないか?』

とか言っているのでしょうか。


少し前にも身体を張ったメッセージをくれました!
『うん、うん、わかった。落ち着くよ。』と心の中で思いました☆

バイクの良さは、ただ友達に会いにいくでも、日本中のお城を巡るでも、旅先の飲み屋さんで飲んだくれるでも、いろんなコトを繋いで楽しみを倍増してくれることですよね。

冒頭にも触れましたが、もう少しのガマンでシーズンIN!気をつけていきましょう♪

で、恒例の今は準備&準備コーナーですが、


心配性がたたってか、こんなモノを買ってしまいました。
蜂とかにさされた時に毒を抜く器械です。

準備と言っても気合を入れすぎと言われそうですが、私は過去に何度かスズメバチに襲われたことがあります。

はじめては、北海道をハーレーで回っている時で、道路っ端に自然に沸いてる温泉に浸かってみたらアゴをカチカチならした彼に追い出されました。あったまる前に。

その後も、富山県、有峰湖の資料館の軒先で地図を見ていたらやはりブンブン頭のまわりを周回威嚇されました。

私は幸いまだライフの消失はしていませんが、山岳ライダーなら持っていたほうが無難です。




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2020年5月21日木曜日

【フットクラッチのススメ】

ベガス本店サービスファクトリーです。

本日のお題は『フットクラッチ』。


旧車のハーレーにはバエますよね〜☆
剥き出しのオープンプライマリーベルトにスーサイドクラッチにジョッキーシフトはチョッパー3種の神器!

私がレーハーに乗り出した『ショベルブーム時代』にはこのスタイルが定番でありました。


ズボンに少し隠れているダイヤが『シフトノブ』。
これを手でガチャガチャやってシフト操作をするからハンドシフト。
足でクラッチ操作をするからフットクラッチ。
つまり、通常の操作が逆さまになるワケです。ハイ。

いきなり標題に反しますが、特にオススメはしていません。
操作には一定の熟練度が必要だし、そもそもこうしなくても乗れます。

ただ、今見るとやっぱりカッコいいんです...。

単に操作を逆にしただけなのに、サービスエリアとかで走り出すと超視線を感じますw

また、最近一回りした効果か、やはり王道の強みか、フットクラッチ化のオーダーが入ります。

...そして、フットクラッチの乗り始めは多くのオーナーがその操作に手こずります...

フットクラッチの操作には慣れと言うコツがあるので最後に記しますね☆


まず、コチラが『スーサイドクラッチ』と呼ばれる構造です。

suicide【súːəsὰɪd(米国), s(j)úːɪd(英国)

辞書で調べると米国人が好きそうな、ありがたくない意味でゲッソリしますが、『向う見ず』的な意味としても使われるらしいです。このクラッチとフロントブレーキレスのバイクをスーサイドセットアップとも呼び、米国人でもさすがに危ないということは知っていたワケなんですねww

通常はハンドルのクラッチレバーより伸びたクラッチケーブルがトランスミッションのレリーズアームを引きクラッチを切るワケですが、画像のようなフットクラッチの場合フットペダルからレリーズアームをシャフトでつなぎます。

単純にマニュアル自動車のようにクラッチペダルを踏むとクラッチが切れ、離すと繋がるという構造。つまり、ニュートラルを入れない限り、左足は地面に下ろせません。バランスを崩してうっかり左足を着くと...。エンストします。

ここがちょっと危ない所以なんだとは思いますが、よくあることです。エンストした時の対処のコツは、まず、異常に落ち着いたフリをする。後方車に少し挨拶をして、素早くニュートラルを出してから確実にスタンドを出し、キック始動する。ですかね。もし、始動性が安定しないコンディションのバイクなら路肩に寄せた方が迷惑になりません。

また、たまたま画像がありませんが、旧年式のハーレーが純正採用していた『ロッカークラッチ』と呼ばれるフットクラッチも存在します。スプリング式のフットクラッチがクラッチを切った状態で固定できることからロッカー。足の操作方向がスーサイドとは逆となり、シーソー状のペダルを、切るときはリア側に倒し、フロント側に倒しつつクラッチを繋げるという構造。

どっちが優れているのかよく議論になりますが、そもそも片手放しでシフト操作していることを思えば趣向性の問題とも言えます。

次にそのシフト操作です。


このシフトノブもいろんなデザインのものが販売されているので、選ぶのも楽しみ。このバイクにはマシュマロがついています。

このレバー位置でシフト操作をする様が、騎士が馬に鞭を入れることに似ていることからジョッキーシフトとネーミングされたとのこと。

操作方法は、通常足で、1-N-2-3-4 と操作しているのを手で前後に操作するだけ。1速の方向がFLとFXでは逆となります。がこれも生まれつきの個性くらいに考えて大丈夫です。

さらにトランスミッションのTOP構造が年式により異なり、メカニカルTOP、ラチェットTOP、ロータリーTOPの順で新しくなります。


ラチェットTOP。
ショベル1200後期頃まで採用されていました。 



コチラがロータリーTOP。
画像のバイクはハンドクラッチです。

どちらもシフト操作後にはレバーが元位置に戻る構造です。操作感に違いがありますが、愛車をカスタムする場合はこれも我が子の個性という名の宿命と思って大丈夫です。

ラチェットTOP以前のメカニカルトップは、操作時にはレバーが1速、1速個々の位置へと移動します。純正パンヘッドのハンドシフトとか、タンクに切り欠きのついたステーがマウントしてあり、シフトそれぞれの位置が決まっていることを思い出すと理解できます。

また5speed後のミッショントップはさらに変更となります。


では、最後に巻頭でふれた操作のコツについて。

手こずるオーナーの多くの悩みが...

『発進時のクラッチの繋ぎ方』

発進するときに、バイクが『ズドンと飛び出してしまうのではないか?』と、『エンストさせたくない』2つの恐怖心がせめぎ合ってってしまい、なかなかスムーズにクラッチを繋げないのです。その場合スロットルの回転数だけがやけに吹かし気味になっていることが多く、そのままクラッチを繋げるとガクンというギャップを感じながら発進するか、エンストするかのどっちかとなります。

そのコツは、

【スロットルを回すより先に半クラを出すこと】

ハーレーには粘り強い“トルク”があります。
極端な例えですが、手がクラッチのバイクでも超ゆっくりクラッチを繋いでゆけばそのトルクの粘り強さにより、全くスロットルを開けなくても発進できちゃいます。

【その手順は】

『クラッチを踏んで、シフトノブを押し込んで1速を入れる』
『踏んでいるクラッチペダルをゆっくりと戻す』
【ココがポイント!】
『次第にリアタイヤに動力が伝わる感覚を感じたら...』
     『さらにクラッチを戻す』
ゆっくりと            を同時に操作します。
     『スロットルを開ける』

すると回転数とのギャップが少なく安全かつスムーズに発進できます。

イメージは『半クラに乗せていく』感じでしょうか?

でも、あらためて上の手順を見ると手のクラッチ操作でも全く同じなんですよね♪

普段は無意識にやれてしまっている操作を足で出来るようになる。がポイントですが、手でクラッチ操作をしている時もスロットルから先に開けている方はてこずるかもしれません。

お考えの方はお気軽にご相談ください☆




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