ＶＥＧＡＳ　ＭＯＴＯＲＣＹＣＬＥＳ: 3月 2021

2021年3月29日月曜日

【『暗電流』対策パーツ】

ベガス本店ショールームです♪

お初パーツの取り付けです☆

いわゆる『バッテリーブレイカースイッチ』です。

『ハートブレイカー』ではないです。

近年、家庭でのバッテリー管理においてはバッテリーテンダーによる補充電が定着しておりますが、車庫に電源コンセントがないなど補充電環境をお持ちでない方も少なくありません。

補充電ができない環境において、バッテリーを長持ちさせるには極力ロスを抑えるほかありません。

その手段のひとつが、バッテリーを外しておくこと。完全に車体から下ろさなくてもマイナス端子を外すだけで同様の意味があります。

※ インジェクション車はご法度です！ECM保護を含むヒューズ脱着工程が伴いますので決してマネしないでください♪さらにそもそもこのパーツを取り付けする意味が全くありませんｗ

このパーツは、バッテリーのマイナス端子から伸びるアースコードに接続されており、真鍮製のスクリューをねじ込むと先端の接点が導通して、緩めると導通をカットするというシカケ。

手で締めたり緩めたりするだけでマイナス端子を外すのと同じ効果が得られる便利商品なワケです。ハイ。

完全に抜き取ってしまうこともできます☆

その必要はありませんが...。

当店での取り付けはコレが初なので、耐久性やウィークポイントは知りませんが、構造的理屈上でのオススメモデルはチョッパーなどキックオンリー車輌でしょうか。

セルスターター車輌の場合、クランキング時にはバッテリー端子に相当な負荷と抵抗、そして熱が発生するからです。

構造的には、真鍮製の接点にはテンションを与えるための切り欠き加工が施されており、通電における接点の圧着を強化する目的と思われます。

...とは言え手締めトルクですので緩みには十分注意が必要です。締めるときはグローブをして、とても強く締めましょう♪

...というコトで、作りは見る限りシッカリしてますのでセルスターター車にも有効かどうかは年単位で使ってみてです☆

ここで弊社はモニター会員を募集いたしますｗ

さらにココでクイズです！

『昔から、バッテリーが上がらないようにするためにマイナス端子を外しておくと良いとよく言われますが、なぜ良いのでしょうか？！』

つづく

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2021年3月27日土曜日

【トライクに灯火を】

ベガス本店ショールームです♪

今日は久々のGLネタ☆

ベガスはハーレーだけじゃなくGL1800もセンモン分野。

ベガスの看板商品、GL1800カリフォルニアトライクのHオーナー♪

普段は奥様とツーリングを楽しむナイスガイ☆

旅ゆく各地ではひっぱりだこの人気者です☆

アグレッシブな走りを得意とするオーナー。

今回はその走りに耐えるマシンを徹底整備です☆

比較的大仕事のドライブ周りのメンテ、必須メニューのオイル交換やブレーキフルード交換、各部分解点検を含む約80項目以上の点検実施のほか、フォークオイル、デフオイル、クーラントの交換もバッチリ完了♪

安心してツーリングに出かけられますね☆

走りもさる事ながらドレスアップにも余念がないオーナー。

ご相談、とことんお付き合いいたしますねぃ☆

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2021年3月25日木曜日

【女子力とハーレー】

ベガス本店ショールームです♪

鮮やかなピンキーキャンディフレイクカラー☆

MオーナーのFLSTFデス♪

今回はワタクシのご提案から、フロントフォークをブルーグラデーションにペイント♪

さらに目立ち度がUPしました☆

さりげなくPMホイールに反射するブルーが新鮮！

フロントフォークペイントは主流となっておりますが、今回は外装に対する差し色を大胆に取り入れました☆

工夫したポイントはアクセントとして鮮烈な印象を与えるメタリックコバルトブルーから、ステンレスポリッシュのフォークブーツカバーに自然につなげるためにグラデーションを用いたこと。

上部の薄れた水色の部分は、まるでアルミ素材が透けているかのような印象に仕上がりましたが、全て透過度0のペイント仕上げですので耐候性効果も持たせてあります☆

ロゴに施されているグラデーションカラーと合わせたコーディネイトが当初のアイデアでしたが、フロントフォークという素材を考慮しメタリックカラーを採用してみました☆

ハーレーというキャンバスも女性ならではアプローチによって新しい楽しみ方に生まれ変わります。Mオーナーを見てるとまるでネイルサロンにいるかのように楽しんでいただいているように感じます☆

そもそも『カワイく』という発想が我々にとっては常に新鮮☆

ちなみに、ダービーカバーのラメ化はホントに行きつけのネイルサロンで施工していただいたモノ。外注加工ｗ☆

他にもニーズがあればサロンさんをご紹介いただこうと思っておりますｗ

各種ペイントのご相談もベガス本店まで♪

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2021年3月23日火曜日

【最新パーツ情報☆】

ベガス本店ショールームです♪

走りとドレスアップを兼ねたクラブバイクにもバッチリキマっちゃうスタビライザーを見つけちゃいました！

よくよく見てみると、泣く子も黙ると言われるパフォーマンスマシン製。

PMっぽくないトコロがさりげなくてカッコいい♪

仕上げにはブラックOPS(上)

コントラストカット(下)

がアリマス☆

適合も39φフォークから49φフォークまで幅広くOK！

ですが、XL系は標準的なナローフォーク用なので883N,1200NはジャバラがあってアウターチューブのTOPキャップ構造が違うからダメ。XR1200は根本的にダメ。11-18年1200CX/Ｃもダメで、書いてなかったケドたぶん1200Xもダメダメ。ソフテイルは41φのグライドフォーク用だからFXSB、FXCW、FXCWCがダメで、ミルウォーキー8は論外。そして、ショベルヘッドから初期型エボリューションまでの35φなんてもちろんアウトー。

そこまで書くとこのパーツはダイナやFXRなどのクラブバイクに向けたパーツでは？と思っちゃいますねぃ☆

最後にこのフォークブレイスを取り付けた時の効果のほどを当店整備主任がコメントいたします☆

【なぜか図に書いて説明をしてくれた当店整備主任】

『うーん、コーナリング時や高速走行時のグニャッとした感じがなくなって “ブワァーッ”って走れるようになります。うーん。』

つづく

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2021年3月22日月曜日

【最新パーツ情報☆】

ベガス本店ショールームです♪

以前当ブログでも特集を組んだパフォーマンスパーツ、

『NAG VALVE Superb Force』。

その威力がジワジワと浸透しているようです☆

飽くなき走りへの探究心から進化し続けるKオーナーとXL1200S。

当ブログネタでご興味を持っていただき早速取り付けいただきました♪

その記事はコチラ☟

【“ロスを減らす”ことによるエンジンチューンナップ/ハーレーの内圧コントロールバルブ】

上記記事の書き忘れ追記はコチラ☟

【内圧コントロールバルブ“その効果は？！” つづき】

さて、Kオーナーからもテスト結果のインプレッションを頂戴いたしました☆

その具体的効果は...

・加速性・巡航性が向上した

・走行全編において安定した

・エンジン振動が低減した

など前評判通りの性能UPを体感できたとのこと☆

ちなみにKオーナーは以前より4輪汎用の減圧バルブを装着済みでいらっしゃいました。今回取り付けたNAGバルブと理論的には近い狙いを持つ部品からの交換ですが、そこで感じていただいた伸びしろがNAGバルブ独自の性能という理屈となります☆

また、オーナーにとってもうひとつの採用契機が『エマルション防止対策構造』。

エマルションとは過去ログの本編にも記しましたが、ブローバイガスが吸湿などを原因として発生する『乳化現象』のこと。

今回の交換前に取り付けしていた他社製品バルブにはこのエマルション防止対策がなされておらず、定期的にエマルションを手作業で洗浄しなければならなかったとのことです☆

エマルションが堆積するとバルブの持つ減圧効果が損なわれ、極端に重症化すればクランクケースの内圧交換がなされずエンジンの稼働に深刻な悪影響を与えます。

Kオーナーからは、交換後この機能によりエマルションが一切発生しなくなったという実感値も大きく、また、ブローバイガスの排出量自体が少なくなったとの証言も得ております。(ブローバイガス排出量が抑えられた構造的理由は、クランクケース内減圧によってブローバイ吹き抜け現象が抑えられている効果と思われます)

『総じて、採用して良かった』

とのコメントをいただきました☆

...がオーナーはその後に付け加えて...

『燃費が向上するという前評判に関しては、気持ちよく走れる分スロットルを開けちゃうからトン・トンくらいかな？』

たしかに！バイクはスロットルを開ければ開けるほど燃費が落ちるが摂理☆

対して、燃費が落ちていないこともこのパーツの効果だったりして？！

つづく

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2021年3月19日金曜日

【魔法のフロアマット?！】

ベガス本店ショールームです♪

人間たるもの生まれ持ったフシギなチカラがあるとか、森羅万象、科学では説明できないことがあるとかないとか言われますが、私にもアルンデス☆

たとえば、シゴトが超忙しくなってくると、『ブログの更新まだ〜？』とか誰もいないのに聞こえてくるんです！！

さてさて、使命感だけは実感☆

度々名前が登場する、ベガス取引先のパーツ問屋さんスリーマイルズテーシーさん、通称スリマさんより素敵なプレゼントが届きました☆

箱を開けると出てきたのがこの『フロアマット』♪

どこに敷こうかとレイアウトを楽しんだ末、

こうやってピックアップ販売車輌の真ん前に敷いてお客様のお立ち台にしちゃおうと思って敷いてみたら...

なんと、1日で2台ともご成約となりました！

...ということで、こんどは同じくイチオシ中のローライダーの前に。

このマットを踏んだ貴方はこのローライダーと共に日本中を旅する運命となってしまうかも...！！

スリマさん、もしかしたらこのマット、BO化しちゃう予感しませんか？！ｗ

つづく

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2021年3月13日土曜日

【『人と一緒じゃイヤ!』という名のアイデンティティ】

ベガス本店ショールームです♪

ベガス本店お預かりガレージに並ぶお客様のバイクたち☆

一見して同じバイクは1台もありませんw

ハーレーなどの宝物的バイクはまさに己の分身！

オーナーの個性とセンスが注ぎ込まれ続けたレジェンドです。

『自分だけのバイクを所有したい』というキモチはとても自然なコトでそれを実感出来るコトは趣味の極みですよね♪

言い換えれば『ヒトとカブらないコト』であり、

自分は自分という認識を深めること...哲学▲

【ヒトとカブるとなんだかつまんない】

学生時代とか、友達との待ち合わせで洋服がカブっちゃった経験ありませんか...？

『天然ペアルック』W

私はイヤです☆

【コダワリの道具もやっぱりカブりたくない】

コレはキャンパーの方々は共感していただけると思いますが、キャンプで使う『テント』も野営地では誰もがヒトとはカブりたくないと密かに思っているモノのひとつ☆

テントみたいに市販されている道具は箱から出してそのまま使うモノなので、あまりヒトとカブらないようにという要素も合わせ自分自身でイロイロ調べて購入するワケで、やはりカブると面白くありませんw

コレもペアルック御免です☆

いかに自分が求めるスペックのモノだとしても、自分で探し出すところに価値があります☆ヒトのマネしたとか思われたくないですしねぃ。

【旧車を選ぶ自分というアイデンティティ】

まさか、バイクを選ぶ理由もそれだけなんてことはありませんが、一要素をはらんでいるのでは?と思います。

サービスエリアのバイク駐輪場で休んでたりして、旧車ハーレーが入場してくるとその存在感からついつい注目の的となります☆何年式だろう?どんなオーナーが乗ってるのか？と興味津々になりますよねｗ

誰しもが持っているモノではないコトにも価値がある☆

ちなみに個人的にツーリングをしていてXR1000やXLH1000なんて一度も見かけたことがありませんw

また、サービスエリアでは私のハーレーを指して『スティード？』と言われたコトがあります。

さてさて、カスタムハーレーは年式を問わず選ぶパーツによりそのアイデンティティを深めることができます☆

先日『ヒトとカブらない2in1ないすか?』のご来店でピックしたのがこの『D＆Dエキゾースト』。

レーシーで高出力なイメージが強い2in1タイプは比較的選択肢が少なく定番品に偏りがち。また、取り付け適合が限定されることもオーナーの悩みです☆

D＆Dマフラーは、米国内スピードショップにおいてはメジャーながら我が国ではまだマイノリティであるという激シブパーツ。集合部の形状が独特でクロームメッキの質もグッドUSAです◎

同パーツの国内ディストリビューターいわく、海外エキゾースト商品のほとんどがデザイン先行型であることに対し、D＆Dは性能先行型。バンスやバッサニのような凝った造形やラインがないことがソレで、性能を優先したが上成り立った無骨なデザインが漢らしいです☆

インナーバッフルも排気量別にラインナップしているという出力主義のコダワリ。

もちろん、『レース用』です。

コレをご提案したオーナーに、

『まだ買ってないんだからブログに載せないでよ！カブるじゃん！！』

と言われそう...ｗ

いやいや、結構お高い商品ですのでそうそうカブりませんよ☆

もし、偶然カブったならセンスの合う友として仲良くしましょう。

また、知り合いが先に取り付けていてそれをマネするなら、『マネしてもいいですか？』と私ならことわりを入れてから買います☆

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2021年3月11日木曜日

【最後通告！バッテリートラブルに備えよう☆】

ベガス本店ショールームです♪

少し仰々しい標記といたしましたが、春に向けての注意喚起としてのコトバのアヤですw

気温が温暖な日が度々あらわれるようになり、昨日3/10首都圏の気温は18度ほど。半袖で街中を歩くヒトの姿も報道されておりました。

気温が上がることはハーレーなどクルーザーバイクにとっては好条件となりますが、やはりバッテリーの寿命は『経過年数』と『使用過程』に左右されます☆

冬場はそれまでの経験や先人のお教えから『バッテリーが上がりやすい時期』として用心しがちですが、最もバッテリー交換需要が高まるのは意外にも春先前後。つまり今しがたデス。

なぜなら！

『冬場あまり出動することが少なかった愛車。そろそろ暖かくなり乗ってみるかとエンジンをかけてみると...！』

...って理由からです。

冒頭にお伝えしたように、バッテリーの交換時期に一番影響するのが『経年』と『使用過程』。

2年おきに交換しているという経験の方でも、いちいちバッテリーを何年使っているかなんて気にしてない場合が多いデス。

本日バッテリー交換にてお預かりしたオーナーは、今のバッテリーが1年くらいだと思い込んでおりましたが、サービス履歴を見ると3年経過しておりました...。

バッテリーの『うっかり失効』デス☆

ツーリングなどの予定を立てる前に愛車のバッテリー状態を調べておくことをオススメいたします☆

バッテリーの寿命にまつわる過去ログです↓

【緊急リポート！バッテリーの寿命とCCA】

また、上記過去ログにも書きましたが、バッテリーが上がった時の原因はバッテリー本体だけでなく『車体側』にある可能性もあります。これも当店ではバッテリー交換後に必ずテスターチェックをセットで実施しておりますので、可能な限りリスクを下げられます☆(電装系統のトラブルは“突発性”の確率を孕んでおりますので100%リスクを回避することは不可能です☆)

なお、当店では純正＆社外バッテリーの選択肢があり、そして車種別にいろんなバッテリーがあるため在庫を持っておりません☆

逆に特に純正バッテリーにおいては大体国内メーカーさんに在庫があるので、緊急でない限り数日で手配が可能な場合が多数です☆

つまり、バッテリー交換はなるべく早めにご準備ください♪

でした！

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2021年3月9日火曜日

【ケラーマン『ポジション灯』に注目】

ベガス本店ショールームです♪

左右対称のLEDが眩く光る

『ケラーマン製ポジション灯』

世界最小LEDウインカーとしてカスタムハーレーシーンに浸透するケラーマンウインカーですが、その“ポジション灯”が今日のピックアップパーツ♪

『ポジション灯』は純正ハーレーのヘッドライト内にもこじんまりと入っておりますがオーナーでさえその存在に気づいていないこともしばしば。一方、このパーツはポジション灯との名称ですが日本の検査基準適合としては『車幅灯』にあたります。eマーク取得済み商品ですのでモチロン車検適合☆

真夜中に高速道路を走っていて、バックミラーにバイクと思しき光源が近づいて来るとなんだかドキドキしますよね？

そんなシチュエーションで、高輝度のLEDヘッドライトを挟むように、両サイドにこのポジション灯を装備した『3つの光』が近づいてきたら、きっとドキドキ感は最高潮でしょう♪

【注目度は間違いなし(?！)】

そもそも日本国内を走るオートバイ全般において『車幅灯』自体が未だに一般的ではありません。

これは独自研究ではありますが、我が国の厳しい車検制度が関係していると思われます☆

ちょい昔話になっちゃいますが、海外テレビドラマ『サンズオブアナーキー』のシーズン後半では、LEDポジション灯を取り付けたマシンが劇中を走っておりました。間もなく日本でも密かに話題になり並行輸入品が出回りましたが、たしか車検適合を理由に車幅灯は不点灯にしてあった気がします。

また、通常のウィンカーバルブを採用している新車ハーレーも、箱に入って海を渡ってきた状態ではポジション灯を備えた“ダブル球”が標準装備されておりますが、開梱間もなく日本仕様であるシングル球に取り替えられ納車されます。

これらに共通している車検適合としては、車幅灯の灯光色が白色に指定されていることですが、車検適合がキビシメの我が国ではそれを含めた規制項目のおかげで多少敷居が高かったことと、また、ウインカーでさえ異物とみなされがちなカスタムハーレーシーンにおいて部品の大きさとして目立つ灯火類を追加することがデザイン的にタブーであったことなどが未だに一般的でない理由なのかもしれません☆