今日のお題はコレ。
車庫に駐めるとき、
コンビニに寄るとき、
キックを踏むとき、
...居るのが当たり前すぎて普段その大切さになかなか気づけないパーツです☆
その呼び名は、
サイドスタンド
キックスタンド
JIFFYスタンド
いろいろな呼ばれ方をするけど同じモノです。
さて、外車であるハーレーダビッドソン。
やはりこのパーツにもイロイロと特徴があります☆
まず、はじめはサイドスタンドが取り付けてある位置について。
ハーレーのサイドスタンドは他のオートバイに比べて比較的前方に取り付けされています。
2桁台数を管理する当店代車のFTR号。
ほぼ車体の中心にありますね。
ベガス2本柱のひとつHONDA GL1800。
こちらもクルーザーながらほぼ車体の中心にあります。
一方ハーレーは...
についています。
※ 画像は現在展示販売中のFXSTS スプリンガーソフテイル1340cc エボリューション
スタンドの位置も異なりますが、シート位置にも注目してみてください♪FTRやGL1800がほぼ車体の中心にシート位置があることに対してFXSTSは後方に位置しています。
この理由はクルージングを楽しむために設計されたハーレーの構造に起因していると言われます。
このハーレー独特のスタンド位置に関わるあるある話としては...
その1.
『自動車教習所で教えるスタンドを払う手順と逆である』
自動車教習所で教わるバイクの乗降手順は、
【乗るとき】ハンドルを支えサイドスタンドを払いながらシートにまたがる。
【降りるとき】同じくハンドルを支えバイクの左側に降りてからサイドスタンドをかける。
でしたね!
この手順の理由はサイドスタンドを払い忘れて転倒するリスク低減を目的といているためですが、一方のハーレーは...
【乗るとき】シートに跨って、車体を起こして、サイドスタンドを払う。
【降りるとき】シートに跨ったまま、サイドスタンドを出して、車体をあずける。
つまり、全く逆の手順がヨシとされております。
ではなぜハーレーにはこの逆手順がヨシなのか?!
① シート位置が低くリア側である
『クルーザーバイク』というカテゴリーに当たるハーレーはリラックスしてライディングすることを目的として設計されており、そのシート位置は低くてゆったり後方に。まるでデッキチェアーに掛けているかのようなポジション。はじめに跨るほうが自然であるというもの。
② 比較的サイドスタンドの強度が高い
ハーレーダビッドソンは比較的重量が重く、旧型モデルではスタンドで立たせたままキックスタートする必要があったモデルが多数存在したこともあり、スポーツバイクをはじめとする他のオートバイよりもサイドスタンドの強度が高いことも理由となっております。
【ハーレー以外のバイクマメ知識】
欧州車や、かつてハーレーがリリースしていたビューエルなどのスポーツバイクのスタンドはバイクを立てるためのもので体重をかけてはいけない構造です。ハーレーのようにスタンドを出したまま体重を預けたりするとどんどん曲がってしまいます。
つづいてがお悩みあるあるですね。
『サイドスタンドが遠くて脚が届かない』
欧米人との体格差で悩まさせられる問題ですが、これは対策パーツで解決。
【サイドスタンドエクシテンション】
これを取り付けるだけでサイドスタンドまで脚が届きやすくなり、その出し入れが大幅に改善されます。
また、ダイナモデルのように、そこまで遠いとは感じなくてもサイドスタンドの取り出し口がなんとなく解りづらくてストレスという方にも効果あります。
...とまだまだつづくサイドスタンドのお話ですが今日はここまで!
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