2019年1月24日木曜日

【冬のバッテリー対策】

毎年のことですが冬は寒い!

でも関東のライダーは年中バリバリ走ります♪

ウィンターツーリングは初詣ツーリングに、房総や伊豆、銚子や大洗海岸などへの海沿いのルートを海鮮ランチを目当てに走る楽しみが!

しかし、トップシーズンに比べるとどうしても乗る機会は減るものですよね?
これも毎年のことながら冬にはあるバイクパーツには過酷な季節。。

それは、、バッテリー。

当店でも今季寒さが増すにつれバッテリー上がりによるレッカー入庫が多くなってきました。

ところで、なぜ冬にバッテリーが上がりやすくなるの??

乗る機会が減るからということもその原因のひとつですが以外に知られていない理由がその他に2つほどありますこのブログの最後に答えを載せましたのでちょっと考えてみてください♪

では、先に冬に上がりやすいバッテリー上がりを防ぐ手段は?!

答えは定期的に充電する!

です。




当店ベガスのハードユーザー様にはお馴染みのバッテリーテンダー。

価格は5300円(税抜)

当店では耐久性や信頼性の高さよりH-D純正バッテリーを推奨しておりますが、年々値上がりするイメージ感の強い純正バッテリーの価格はダイナやソフテイルで28,000円台、ツーリングモデルでは¥37,000-台に突入しております!

バッテリーはバイクが持つ充電システムによって充電されますが、それはエンジンが稼働している時のみ。さらには大きな排気量とトルクが楽しみの素であるハーレーなどのクルーザーバイクはエンジン始動時に多くの電力を必要としますので一定距離を走行する必要もあります。さらにはアイドリングなどの低回転においてはバッテリーへの充電量が低くなります。バッテリー内の電気の量を銀行に預けている貯金に例えれば、引き出した電気と預け入れた電気のバランスをキープできないとバッテリー内の電気の貯金が減ってしまい、ついにはバッテリー上がりのあの『カタカタカタッ』という音を聞くこととなってしまいます。バッテリーはその構造上、蓄えが減っていくと加速的に衰えていきます。逆説すれば、蓄えをキープすることがバッテリー寿命を伸ばす手段となるのですね。

毎日数キロの距離の通勤で乗っているんだけどバッテリーがよく上がるなんて話はこのことからすると自然なことなわけです。さらには、昔からあまり乗れない時期は車庫でエンジンだけかけるようにしている。というのもバッテリー上がりを早める原因となるワケです。ハイ。

ということで、バイクの停車中にバッテリーを傷めずに充電することこそ最大のバッタリー長寿命作戦となるわけですね♪

ちなみにこのバッテリーテンダー、パッケージの説明文を訳してみると、

『BatteryTender®Juniorは、トリクル充電器よりもはるかに多くを提供します。 それは脳を持っています。 軽量でコンパクトで完全自動です。 小さなスペースで、特に使いやすい。 それはあなたのバッテリーが完全に充電されるので、あなたがいるときに行く準備ができています!

•鉛蓄電池、浸水、または密封されたメンテナンスフリーの電池(AGMおよびゲルセル)に最適です。
•完全な4ステップ充電プログラム(初期化、バルク充電、吸収モード、フロートモード)。
•バッテリを完全に充電した後、フロート/メンテナンス電圧に自動的に切り替えます。
•負荷の下でバッテリ電圧が下がり過ぎると、フル充電器出力が再開します。
•ソリッドステートの2色のLEDは、充電器の段階を示します。
•スパークプルーフ。
•逆極性保護。
•12 '出力コード。』

と書いてありますが、噛み砕くと。

『マイコン制御化された全自動のバッテリー充電補助メンテナンス器。先端技術により充電時にはバッテリーを傷めず、過充電せずにフル充電したあと、メンテナンスした状態を保つ』

さて、まだ使ったことがない方のためにその使い方を。

予め車体に搭載したバッテリー端子に
バッテリーテンダーに同梱されている
コネクトコードを取付ます。


これにバッテリーテンダー本体からのコードを



ジョイントするだけ。





充電中はレッドの“点灯”



フル充電が完了し、メンテナンス状態になると、
緑色の“点灯”に変わりスタンバイOK!

お店の在庫車輌のバッテリーもこのバッテリーテンダーによってメンテナンスしているワケですが、私の場合、フル充電後はすぐに外してしまします。そして、また来週~という具合に定期充電します。


さて、最後になりましたがなぜ冬にバッテリーが上がりやすくなるのか?
の答えです。

① 低気温によりバッテリー電圧が下がるから
バイクが走行中のバッテリー内部は化学反応(酸化還元反応)が起こっていますが低気温によりこの反応が弱まり電圧降下すると言われております。

②  低気温によりオイル粘土が硬化し始動時の抵抗値が上がるため電気を多く使うから
低気温時に限らず、バイクの始動時に最もバッテリーの電気を消費するタイミングはセルモーターが音をたてて回る直前と言われます。つまりセルモーターが回る時の抵抗値が大きければ電気の消費量もそれだけ多くなってしまうのですね。

主な理由はこの2つと言われますが、近年はヒートウェアなどの使用により電気使用量が多くなることも原因のひとつです。


さて、車庫に差込みがある方はこの冬から充電してみては?


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