ベガス本店サービスファクトリーです☆
時々お客様より、バイク重いからホイール洗えないんだよね...。
とかご相談をいただきます☆
...で、我々がどうやっているかというと...。
【ハーレー専用ジャッキ】
当店ではもうちょっとプロっぽく『レーハージャッキ』とか呼んだりしてますが、ジャッキです。
整備、オイル交換ではモチロン必須。そして、洗車などでも使わない日はありません。
主に国産オートバイの場合は、サイドスタンドの取り付け位置を主とした車体構造的に新幹線の屋根に付いているようなパンタジャッキでサイドスタンドと併用するカタチでジャッキアップしますが、その位置的な構造が大きく異なり、2本のフレームが平行に走るフレーム下を持つハーレーダビッドソンは、このパンタジャッキ2つを連結させた専用ジャッキを必要とします。
『キレイがいちばん主義』にはこういうヒミツもあった的に商品車FLSTCのあてがわれたジャッキ。実は頻繁にこうやってクリーニングしているのです☆
【ソフテイルのリア部にかまされたジャッキ】
家庭でハーレーにジャッキをかける場合、ヤリ方には少し学習が必要です。
もし一台のジャッキを使用する場合、フロント or リアどちらか一方を上げるために使用します。続いてジャッキが接するべきフレーム部を『ジャッキポイント』と呼びます。つまりどこにジャッキを入れればいいかの位置のことですが、ほとんどのハーレーの場合、フレーム下が地面に対してほぼ水平に近い状態で伸びておりますよね。持ち上げる量にもよりますが、車体をジャッキアップした分だけ極端に言えば滑り台状態となりますので、滑って外れない位置かつ2本のフレーム下に対し均等に当てられる場所がジャッキポイントです。
ジャッキをかける前には、必ずフレーム下を覗き、このジャッキポイントをシッカリ目視確認しましょう。そして上げたあとも想定したポイントに接しているか、安定しているかをチェック。
【ジャッキを使用するとホイールの洗浄も超効率UP】
ジャッキポイントの位置が解ってジャッキを入れる際には、あらかじめ車体を起こして水平をキープします。これには多少の腕力と体幹、そしてバランス感覚を要します。
ジャッキアップすると、タイヤが回せるだけでなく車体が垂直になりますので、作業性という意味でスタンドをかけた状態とは別次元の景色を見ることが可能です。
【こんどはフロント】
シゴトが超速いので、すでに次のFLSTSに車輌が変わってしまっていますが同じです。
こんな具合。
フロントはあまりダウンチューブ寄りに入れると前側に外れる可能性が上がるので注意しましょう。
Q. では、フロントとリアの真ん中にジャッキを入れたらどうなる?!
A. どちらか一方づつ上げれと言われているのでダメです。
以前は、比較的自分でメンテするお客様がいてこのジャッキを取り寄せさせていただいたこともありました。もしご興味があればご相談ください☆
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