2021年10月1日金曜日

【商品テストリポート】

 ベガス本店ショールームです♪


ウワサの商品テストの中間報告です☆


まずはじめは長期耐久テスト中のWAKO'S WR-Sオイル☆

ベガスでは正式導入から約1年経とうとする高耐久エンジンオイル。



先日の八ヶ岳縦走ハイク移動時にテストいたしました。

テスト内容は、ワタクシが今年の初夏にこのWR-Sを入れて約4000km走行してから、このテスト前に新規交換したことによる体感変化テスト。


前にもお伝えしましたが、WAKO'S社がH-D全般に推奨するエンジンオイル交換時期は『2000キロ毎』☆

その根拠は大きく2点☆

① ブローバイガス(未燃焼ガス)吹き抜けによるエンジンオイルの希釈
② 吸湿による劣化
による性能低下...

...で、その2大性能低下に対してのWR-Sの特性が...

① 高粘度維持によりシリンダー内の密封性が高まりブローバイガスの吹き抜けを抑える
② 吸湿の原因となるポリマーを非処方なので吸湿も抑える

と説得力の3文字☆☆☆


総じて、ワタクシのようにバイクに過剰労働を強いらせてしまうライダーだけでなく、

☆バイクの使用頻度にムラがあって1年くらいエンジンオイルの交換を引っ張ってしまう方

☆住宅事情からどうしても暖気運転ができない方

にも有効な必殺技なのです!
高いケド...w

しかし個人的にはそのお高いオイルに投資するモチベーションはオイルの体感値にかかっていると思います!のでそのテストなのです。これは☆


テスト区間はベガス⇒ベガスでグルっと480kmほど☆

※ 最近また使いだしたこのルートマッピング。見ると旅してる感が増すと評判がいいのでこれ見よがしに! 笑 ライダーもハイカーも地図は好物なのです♪


☆☆☆ところで、知ってました?!☆☆☆

従来ビーナスラインへの侵入路を八ヶ岳のメルヘン街道とする場合、上信越道の佐久ICまたは東武湯の丸ICから下道で佐久穂まで南下しなければならなかったのが、中部横断道が八千穂高原ICまで開通したことによりオール阪神巨人で通貫できるようになりました☆


☆それではテスト結果のご報告☆

【新規交換から4000キロ走行まで】(標準的なオイルに比べて...)

『走りはじめてすぐルーカスフルシンセティック50のような高粘度の感触はやはり体感できた』

『加速時のトルク感が強い...これはシングル50とか故意に粘度の高いオイルを使うと、そりゃマイルドなフィーリングなんだけど、なんだか回転が重たくて加速が鈍く感じちゃうのですが、WR-Sは下の強いトルク感をずっと感じながらもシッカリ加速する』

『夏場の渋滞時、街乗り時のヒートによる不調感はこの夏感じることがありませんでした』

『真夏、日帰り往復500キロ程度の走行で、従来は行きと帰りで比べると明らかに帰りがダレるという現象が今回は起こらなかった。これは日帰り往復1200キロテストで試しました』

『WAKO'Sの交換推奨ラインである2000KMを超えると私的にはエンジンフィーリングの衰えから、自身の走行距離が気になることがありましたが、その倍の4000キロ引っ張ってみても特段不安を感じることがなかった』


【4000キロ走行後の新規交換後の違い】

『初見はあまり変わらない...』(一般にグレードの高いオイルは交換ごとの体感ギャップが少ないと言われます)

『高速巡航、加速時は交換前よりも確かに回ります。感触としては、エンジンの振動が抑えられ、約15kmほど上の最高巡航速度が自然に安定する』

...以上がテスト結果です☆

総評としてですが、意外だったのがWR-Sはエンジン寿命を高める高耐久オイルである前にそもそもレーシングオイルであるという事実からか、極端に高粘度に振ったオイルとは感じなかったことです。しっかり回るけど守られてる的な。また交換後のギャップが少なかったことは特筆ポイントと思います。


おかげさまで八ヶ岳の景色もゴキゲンでした☆
初日だけは...


さて、続いてテスト結果をお伝えするのは初採用だったブリジストン BATTLAX BT45V リアタイヤ。

すでに後継のBT46に移行中ですが、ドライ性能値は同一との情報です。パターンもほぼ同じ。


そもそもこのBT45の特徴は、よくよく比較される同ブランドBT39が完全にコーナリング&ブレーキング性能に振っていることに比べ、ツーリングユーズでライフも長い、そして速度レンジが大きいVレンジである。となっておりますが...


約5000キロでスリップサインが出ちゃいました...泣


まだサインまで達していないところもアリマスが、
そもそもスリップサインは『もうスベりまーす』のサイン。

あと、タイヤのMAXスペックは慣らし運転を終えた直後くらいでその後摩耗すれば性能はどんどん衰えると考えたほうが◎キンタロウ飴ではないのです 泣


サイドトレッド部だけはバッチリあります。

今回の摩耗にはワケがあってそれはバイクの使用環境。

例年のワタクシの場合、山岳ツーリングメインで冬は冬眠というシーズンが多かったのですが、昨年末からは商品パーツの長距離テスト走行と単独ハイクにおける登山口までの足としてほぼほぼ高速道路のみ、さらに150kmから200kmの区間距離を断続的かつ一定速度で移動するという使い方に変わったために起った現象です。決してBT45が悪いワケではありません。...減りは早いと思うケド。


...というコトでBATTRAXの冠をクルーザーバイクに与えて誕生した『BATTLE CRUISE H50』へ履き替え☆

H50はリリース直後から好評が得られ、すでに多数のお客様に履いていただいております。

設計は完全クルーザー用なのでロングライフ、耐荷重に特化しながら、ブリジストン独自のグリップ性能を兼ねるという文句。

今度はコレのテストに移ります☆

つづく


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