長引く梅雨空...
今週末も雨だからバイクに乗れないかぁ...
オートバイを含むアウトドア・アクティビティにおいて、『雨』が最大の敵なのではないかと感じてしまいますが、巷にはこの雨をも楽しんでしまう方法があるそうです。
たしかにバイク以外のアウトドアの例でも、『キャンプ 雨の日』 とか 『登山 雨の日』なんて検索すると雨の日は晴れた日とは別の楽しみ方があるという肯定的な意見がたくさん見られます。
では、雨予報だからバイクに乗らないという選択は単なる思い込みなのか?
...という激シブなテーマの実証実験に行って参りました☆
たどり着いたは、群馬県の『野反湖』。
【野反湖】
群馬県、長野県、新潟県の3県を跨ぐ日本最大標高のダム湖。
周囲を2000M級の山々に囲まれており、初夏には300種類以上の高山植物や秋の紅葉を楽しめることが魅力。
志賀高原方面のツーリングコースで途中立ち寄り地に設定されることもしばしば。
ただ、群馬、渋川・沼田方面からだと暮坂峠を越えた草津温泉方面と六合村(くにむら)方面の分岐点を六合村方面に進んだドン突きなので、あえて行こうとしなければなかなか行けない場所。
天気予報は1日中の☂マーク。
雨の日の走行は多少の注意が必要ですが、いきなりウルサイことを言うとつまらないので最後に書いておきますw
まだ、イロイロと例の騒動が収まっていないので、周辺への配慮からほぼ立ち寄りナシで野反湖まで直行〜。
そこで提案したいのが、オートバイ+他のアウトドア・アクティビティを連結させてみるなんてのはいかがでしょうか?
そう、野反湖に来た目的のひとつが、
『湖畔トレッキング』!!
なぜ数あるアウトドア・アクティビティからトレッキングを選んだかというと、キャンプとかだとただ座っているだけでブログ記事にならないからw
あと、ただ歩くだけでしょ?
...という甘い考えが後ほどコワイ思いをすることに!
野反湖周辺は景観豊かで清々しい大自然の宝庫!
確かに、私が贔屓し続ける群馬県には近辺の『チャツボミゴケ公園』など手軽に自然を満喫できちゃうスポットがいっぱい。
むむー。
できればこの川の流れをジ〜ッと見ていたい...
でも先を急いでしまう性が止められません!
湖の素晴らしさは静けさ。
海を眺めるのとは一味違う展望。
雨と霧とが湖面に立ち込み幻想的な雰囲気に。
もう、雨が降っていることなど気になりません!
むしろ、雨だからって来なかったら損してたと思い込みかけたところ...
徐々に雨足が強く...!
でも、これは他のアウトドアにも言えることなんですが、特に山の天気は降ったり止んだりすることが多く、意外ににずっと降りっぱなしなんてことは少ないんです。
雨のアウトドアに対するハードルが高いとよく言われますが、雨足が弱くなる瞬間を狙って設営や撤去をすることがポイントだそうです。
さらに進むと、かなりの勾配が!
まだここは“ハイキングコース”のハズなんですが。
しかし、やっぱり移りゆく美しい景色がネガティブをも払拭してくれます。
野反湖は標高1513KM。
湖畔には特有の高山植物が生い茂ります。
歩き始めてしばらく、
もう後戻りできない距離を歩いてきたところ...
見上げる進路がついに『ステアウェイトゥヘブン』に見えてきちゃいました...
なぜなら、前情報で見た『熊出没』を思い出してしまったからです!
恐る恐る歩いて天国についてしまったのかのような花たちのお出迎え。
なんて名前なんでしょうか?
登山家883RのHオーナー、こんど遊び来たとき教えてください。
ちなみにこの時の私の装備は上着にカッパは着ていましたが、下はワークパンツに長靴w
濡れた草をぬって歩いたことで腰から下はズブ濡れ。いや、雨も降っていたので全身ズブ濡れ!
ちなみに通りかかったハイカーたちは完全防備でした。
そう言えば、以前もツーリング中に八ヶ岳の硫黄岳を登山したことがありますが、その時もエンジニアブーツで登って苦労したことを思い出しました。懲りないんです...
ちゃんと着替えは持ってきたけど何事も準備と装備が大切です。
決してマネしないでください 。
今回は登山ではありませんがそれでもそこそこの標高を登ります。
登った標高を感じる達成感は◎
そして、登ったら降りる。と。
降り立った地はダム湖百選の道標。
野反湖のダム部分です。
ここに貯めた水が信濃川水系中津川の水源であるとのこと。
歩き終えた感想は、やっぱり来てよかった。
雨なので人もまばらで少し得した気分に☆
...さて、雨の日ツーリングの実証実験結果の発表です!
・人が少なくゆっくりできる
・行き先や立ち寄り地での目的を設定すると道中での走りが堪能できなくてもモチベーションをキープできる。
・他のアウトドアと連結させると晴れの日とは違った景観を味わえる
ですかね。
ただし冒頭にも触れた注意も必要です。
☆雨の日ツーリングでの注意事項まとめ☆
・路面が濡れているのでブレーキの距離を長く設定する
・一部のクルーザー用タイヤには雨の日滑りやすいタイヤがある
・雨の日は比較的気温が低く、レインウェアを着ていても気化熱効果で身体が冷えるのでいつもより防寒を
・晴天時に比べ視界が悪くなるので、シールド付きのヘルメットを使用し、シールドは撥水メンテをしておく
・山道は、多少バンクを抑えアウトインアウトを活用
・キャブ車ならアイドリングを少し高めにしてエンブレによるリアタイヤロックを防止する
・雨が止んでも斜面の砂が路面に流れ出ていることが多いので砂をよく見ること。(もちろん、砂の上では大人しくする)
・そもそもエアクリーナーなどのバイクの仕様が長時間の雨天走行に耐えうる車輌なのかをチェックしてから行く
・着替えやタオルの用意、特に靴下は予備を持参
・もしハイキングもするなら装備など多少は調べてからやる
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