2019年2月11日月曜日

【SPブレーキパッド特集】

先週の『足回りを鍛える』第三回の記事で掲載させていただいた純国産ブレーキパッド、『SPブレーキ』。

早速お問合せあがありましたので今日はその特集を!


 巷で話題の純国産、紫色のブレーキパッド『SP BRAKES』。

ベガスがリサーチしたその特徴とは?!

・低温時から発揮する高い制動性能
・独自の有機素材=オーガニック製であるためブレーキディスクを傷めにくい
・同素材の特性としてブレーキ鳴きがしにくい
・ブレーキダストが少なくホイールなどが汚れにくい



コチラがデータグラフ。
同オーガニック素材の社外パッドと比べると全温度域において高い摩擦係数(ブレーキの効きに関する数値)をキープ。特にブレーキ使用初期段階での低温時の高い数値とピーク後のロスが少ない点に注目。



昔のシューティングゲーム、“ゼビウス”を彷彿とさせるグレイな板が原料となる角板。『日清紡』より供給されていることもキーポイント。

ちなみにゼビウスはコレ。


よりコントロールしやすいブレーキパッドは安全向上という付加価値商品。




カスタム車を多く扱うベガスでは『汚れが少ない』というポイントにも注目!


そうです!パフォーマンスマシンなどのビレットパーツのお手入れが超ラクに!
いつでも光ってて欲しいパーツですからね♪


コントラストカットのアルミ部分は腐食が大敵!
中性洗剤の洗浄だけでキレイになってくれればオーナーも私も大助かり☆


さらには、ブレーキパッドの交換は法定24ヶ月点検や12ヶ月点検などの点検時に発生することも多いので、国内流通の当パッドは注文後スピーディにパーツが入手できることはオーナーもメカニックも大助かり☆





そして、最新モデルからショベルヘッドまで幅広い適合があるのもH-D専用パーツの強み!

ご自身のバイクに適合するかチェックしてみてください♪






ショベル用はここから


パフォーマンスマシン用もバッチリ



さて、スマートフォンで当ブログをチェックされている方も多い模様。
手軽に拡大してご覧いただけるよう、当商品のディストリビューター、スリーマイルズTCさんの資料を思いっきり拝借いたしました。

のでブログのアップもブレーキパッドの入荷のようにスピーディに?!


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2019年2月9日土曜日

【雨の日は商談日和】

って知ってました?

バイク屋のお決まりです。笑


今朝は洗車などに支障が無いように冬の万座温泉みたいにちょこっと水を垂らしておいたら・・

つららになってた!

明日は晴れマークなので忙しくなりそう!

でも、早朝出発される場合は凍結に気をつけてくださいネ!
あと、バッテリーの充電も。


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2019年2月5日火曜日

【続・足回りを鍛える ブレーキ編】

またまた前回からの続編。
お伝えしたい内容が多く3部作に。

本来難解なイメージの強いサスペンションのチューニングが手軽に出来るようになったことはハーレー業界にとって評価されるべきことであると同時に、サスペンションに関連するブレーキやタイヤなどのパーツや、関連する箇所の点検や清掃メンテナンスといった事柄に、ユーザーがより『安全面』に対する意識を高く持つきっかけとなっているのも事実でその功績はかけがいのないことと感じます。

前回のおさらいとしては、ノーマルハーレーが搭載する米国セッティングのサスペンションは、より高性能なパフォーマンス系サスペンションを用いて、フォークオーバーホールすると誰もが体感できるほど激変するという内容。

そして、その変化に感動したお客様の声で最も多い変化が、
『フロントブレーキを使って止まれるようになった』
というコメント。

店頭でも、「まずフロントサスペンションをやるだけで変わるんですよ」と伝えてきてはいますが、飽くなき探究の果てにあるのが『本当にブレーキは効いているのか?』という疑問。


■『ハーレーはブレーキが効かない』と言われたエボリューション(初期ツインカムも)以前のブレーキキャリパー。


99年式初期ツインカム以前の多くのモデルに
採用された純正ブレーキキャリパー


通称バナナキャリパーと呼ばれたショベル期
純正採用フロントキャリパー


当時のブレーキキャリパー構造が、近年では主流であるブレーキピストンがディスクローターを挟み込む両側に配置された対向複数ピストンではなく、片押し1ピストン構造であったこと、また、ハーレーの比較的重たい車重、リアよりに着座するライディングポジション、そして、米国走行用のサスペンションセッティングなどがそう言われた主な原因。


【PM製 異形 対向6ピストンキャリパー】

当時そのブレーキ制動力の向上とドレスアップを兼ねて流行したのがパフォーマンスマシンをはじめとしたブレーキキャリパーの強化。ビレット削り出しのパーツはその高級感が際立つがブレーキシステムの場合、ビレットパーツの剛性の高さが一番のウリ。



■現行ハーレーの進化したブレーキシステム

一方、近年リリースされている現行モデルはNISSIN製やBREMBO製が純正採用され、よりハイパフォーマンスなシステムへと進化している。


スポーツスター系に純正採用されている
NISSIN製ブレーキキャリパー。


早くからABSを取り入れたツーリングモデルは
BREMBO製が採用されている。


さて、ここで本題に戻しますが、新旧ハーレーのブレーキシステム自体の性能差はありますが、サスペンションのチューンナップ後に体感できる『ブレーキが効くようになった』は、ブレーキング時にロスしていた挙動を抑えられることによって生まれる体感です。

つまり、当然ではありますがブレーキシステム自体の制動力がUPしているわけではないのでそこにもまだ余地がありそうです。



■ ブレーキシステムのアップグレード

一般に、ブレーキキャリパー、マスターシリンダーのアップデートを指します。どうしてもキャリパー交換のイメージが先行しますが、マスターシリンダー容量とのマッチングが必要だったりトータルチューンしないと効果が体感できなかったりする問題も。ただし各有名ブランドよりボルトオンかつノーマルマスターで使用できるハーレー専用のパフォーマンスブレーキキャリパーがリリースされていますので期待が高まります。



ハーレー専用  BREMBO 4-Piston Brake Calipers


サンダンス【T-SPEC】Pit Bull’ 4-Piston Brake Calipers


徹底的にやるならシステムの一新がよろしいでしょう♪
でも一番のネックはそのコスト。



もっと手軽にブレーキ性能を高めたいというご要望に対しては、ブレーキシステムのメンテナンスとブレーキパッド交換をオススメいたします☆



やっぱり、性能を発揮する源はメンテナンスから。
ブレーキキャリパー、パッドを分解し、専用の洗浄液を使用し揉み出し洗浄します。キャリパー内やパッド部はブレーキダストによって真っ黒に汚れます。洗浄後の洗浄液はモチロン真っ黒に。この作業によってピストンやパッドの動きを良くするのです。この作業光景を見るだけでもブレーキが効くようになる意味が解るかも?!

当店ベガスでは、ブレーキパッド交換時、24ヶ月法定点検時に必須実施されますので該当作業のご利用時は特段ご注文いただく必要ナシ。

そして、動きの良くなったブレーキキャリパーにセットするはレギュラーのブレーキパッドよりもグレードの高いパッドをお選びいただくのも選択肢。




【LYNDALL BRAKES オーガニックパッド】

当店の扱うスタンダードブレーキパッドの倍以上の価格の高級ブレーキパッド。
カタログ表記上では、標準ブレーキパッドの+30%の制動力とうたわれており、その素材は高性能アラミド繊維の最新技術を活用した有機素材。有機素材=オーガニック 製パッドはブレーキディスクへの攻撃性が抑えられ、比較的ブレーキダストの汚れが少ないことも特徴。旧車用のラインナップが少ないことが残念。ショベルユーザーの方にははDPブレーキをチョイスしました。



上記でもお伝えいたしました、幅広い年式をカバーするランナップが特徴。材質は金属質を多く含んで制動力を高める設計のシンタードメタル製。オーガニックに比べてブレーキディスクに与える消耗は大きい分、効きの良さを求めたもの。

さらに、ショベルやパフォーマンスマシーンなどのアフターマーケットキャリパーまで幅広く適合する純国産のSP-BRAKESもオススメの一品です。

SP-BRAKES 


今日ご紹介したブレーキパッドとしては唯一の純日本製のブレーキパパッド、SP-BAKES。低温時からの制動力に優れ、特に鳴き特性、効き安定性を向上させており、 尚且つローターに優しいハーレー専用 設計のブレーキパッド。 あの日清紡ブレーキより本商品専用に供給された角板SP-2Aを使用。厳選された材質は他に類を見ない「ノンスチール」「ノンアスベスト」のアラミド繊維を基材とし、 環境負荷物質を極限まで抑えた原料を使用しております。 材料選択から製造まで拘りぬいた S・PROUD の純国産プレミアムブレーキパッドです。

大手H-D用パーツディストリビューターのスリーマイルズTCによる流通という信頼つきの商品です。


さて、ご紹介した商品は全てスタンダードなものとしては割高の商品ですが、もう1ランク上のブレーキをというお客様に取付させていただくことのある裏メニューパーツでした。

お試しいただく価値の高い商品としてオススメいたしますが、『よく効くブレーキ』とは、単にブレーキシステムだけでなく、サスペンション、ブレーキシステム、そして路面を直接捉えるタイヤといった各部品の総合的な性能面を差し、コントロールしやすいということが重要だと言えます。モチロン、メンテナンスも含めて♪

お店でぜひご相談ください☆



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2019年2月2日土曜日

【“足まわり”を鍛える!】

※ 前回のテーマ『トラックテックフォークスプリング』の続編です。

ここ近年でその認知度がかなり上がった感の強い『フロントフォークスプリング』のチューンナップ。



当店で実施を希望される方のきっかけは素朴な不満からです。

「前から薄々気付いていたんだけど、自分のハーレー、、」

“フロントフォークが柔らかすぎる”


“ブレーキがあんまり効かない”


の声からが多数です。



米国製クルーザーとして緩やかなコースを走行する“大陸的”とも言われるサスペンションセッティングのノーマルハーレー。
我々がツーリングだけでなくチョイ乗りでも走るような、コーナリング、高速道路のギャップ(つなぎ目)や路面店に進入する際の段差、急制動、頻繁な市街地のストップ&ゴーなど固有のシチュエーションに追従するためには日本流にちょっとイジってやる必要があるワケですね。



そして、フロントフォークスプリングのチューンナップ後の声はと言うと、、

・フロントブレーキでシッカリ止まれるようになった
・走行時は安定感が増し、乗り心地が良くなった
・コーナリングの怖さがなくなった
・嫌な路面の凹凸に悩まされなくなった

がよくあるインプレッションですが、ひとつめの“ブレーキの効きが良くなった”の感想が最初に聞くひとことですね。


さて、ではなぜバネを良くするとブレーキングが向上するのか?

それは、ブレーキが効かないと感じるのは、素朴な不満の素であった踏ん張りの効かない柔らかすぎるフロントフォークが原因だからです。その場合、ブレーキングして沈み込んでいる最中の挙動では制動力が逃げてしまっているわけです。逆に極端に固くしすぎた場合はどうなるかというと、跳ねる、ロックする、などの現象が起きやすくなります。つまりしなやかでありながらコシがあるセッティングにすることによりブレーキングのロスが少なくなり、ブレーキング時にバイクが前のめりになるノーズダイブ現象も抑え、挙動が少なくなる分、安定してブレーキコントロールが出来るようになるのです。


それが、日本の道を走るに適したフォークスプリングの強みです。


もうひとつ、当店ベガスではフロントフォークチューンナップを実施した数多くのお客様が“体感できる”理由があります。

当店では、フロントフォークチューンナップの際、単に部品を交換するだけでなく『フロントフォークのオーバーホール』を必須実施しております。



☆ フロントフォークオーバーホールの重要性 ☆

長く乗られているH-Dは、ついついフォークオイルの交換が滞ってしまっている場合も未だにございますが、フロントフォークはフォークオイルの交換だけでなく定期的にオーバーホールすることによって性能が維持されます。


【オーバーホール中のフロントフォーク】

画像にはアウターチューブが写っておりませんが、フロントフォークオーバーホールは、フロントフォークを取り外し、アウターチューブ、インナーチューブを全分解し、使用により汚れた内部を洗浄・脱脂の上、各消耗品を交換します。これによりフォークの性能が向上し、本来のパフォーマンスを発揮できるフォークに生まれ変わります。イメージ的にはフォークオーバーホールにより新車時の状態に戻る感じでしょうか。さらに、サンダンストラックテックなどの高性能スプリングキットを組み付ける際、合わせて粘度を工夫した高性能フォークオイルを充填することが多いですが(トラックテックKITの場合は特注オイルが付属)、その場合には分解することによって古いオイルを全て除去し、より正確な油面(油量)調整を行うことがはじめて実現します。

☆ 忘れられがちなフロントフォーク、放置するとどうなる?! ☆

チューブ内は密閉された空間ですが、内部ではスプリングの伸縮と連動し制御バルブという小さな孔をフォークオイルが通過する工程が繰り返されています。これによりメンテナンスが滞ると、オイルスラッジが多量に蓄積し、ひどい場合は沼の底のように沈殿している場合も。こうなると各部の消耗が加速する原因にもなりますし、オイル温度が加熱するなどの理由から性能が下がる可能性も。


☆ オーバーホール時には要の消耗品をバッチリ交換 ☆

フロントフォークの消耗品としては経年によってオイル漏れを引き起こすシール類もそれにあたりますが、一定走行距離を走った車輌の場合、フォークスプリングもヘタりが発生します。


【フロントフォーク、性能の要はやはりスプリング】

スプリングのヘタりは性能面への多大な損失を及ぼします。でも以外に日頃何気なく乗っていると、徐々に慣れてしまうことからその変化に気付きにくいものだと言われます。


【インナーチューブだけはキレイにと聞いたことありますよね?】

ベテランライダーならこのくだりを先輩やら誰からやら聞いたことがあるハズです。この薄ら横線のついた金属部がサビたり汚れるとフォークがストロークした際に、フォークオイルを留めておくシールを破りオイル漏れの原因になるからです。また、このインナーチューブの横線模様はホーニングといいフォークオイルをアウターチューブ内に留めると同時に接面の潤滑を司るための模様ですが、働きすぎたインナーチューブはこれが磨り減ってピッカピカに輝きます。すると新品のシールに交換しても漏れます。フォークオイルが。。そんな場合にこのインナーチューブを交換する必要があった場合、長寿命で接面がすり減りにくい『ハードクローム インナーチューブ』をオススメします。また、せっかく交換するなら少しフォークを伸ばしてみたいという方はチューンナップ前にご相談ください♪


さて、このオーバーホールと高性能のフォークスプリングキットを組み合わせることによって最も理想的なフォークチューンナップとなり、ビフォーアフターが体感できちゃうというワケなんですね。


フロントフォークチューンナップはマシンが手軽にアップグレードする楽しさと安全面が向上する大切さを再確認いただけるいい機会とも感じさせていただいておりますが、これに直接関連するパーツとして、『ブレーキ』と『タイヤ』をアップデートしたいといわれるお客様が増えてきております。

次回はそのお題を!


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2019年1月29日火曜日

【35mmフォーク用トラックテック発売開始!】

待望の新発売☆
ショベルFXSやFXB、FXEなど35mmフロントフォーク用、
サンダンス トラックテック フォークスプリングKITがついに発売開始しました。

当店でも同商品をサンダンスさんが開発中の段階からお待ちのお客様が多数いらっしゃいました。

実はサンダンスさんでもこの商品の発売は未プレスリリースとのこと。
なのでまだご存知でない方も多いと思い、一足先に当ブログにてご紹介を☆


では、まずおさらいを♪

サンダンスTraktek
フォークスプリングキット

バイクの走行性能全般、強いてブレーキング&コーナリング性能を大きく左右する極めて重要な部位である『フロントフォークサスペンション』。同スプリングKITを組み付けることによって、ブレーキの効き効率の向上、あらゆる走行時の安定化、接地感と乗り心地の向上など、ツーリングでもチョイ乗りでも“全ての走り”の場面において確実に実感が出来ると好評の定番商品。当店ベガスユーザー間でも数あるH-D用パーツ中、最も費用対効果が高く、安全面向上という付加価値を備える商品として好評で相当なシェアを誇ります。


適合車種としては、これまでXL・ダイナの39mm、06年以降のダイナやブレイクアウトなどの49mm、ソフテイル・ツアラー系の41mmとほとんどの車種・年式に対応するラインナップでしたが35mmフォーク用だけがなかったのです。

35mmフォークとは?


ベガス3号で現在展示販売中のFXR。
※すぐ売れちゃうかも・・。


細くて長いキレイな御御足。


案外に言われないと気づかないかもしれませんが、現行タイプのスポーツスターは39mm。ショベルや初期型エボリューションのナローフォークはこれより細い35mmなのです。


同じく、現在展示・販売中の2001年式FXDXのフォークと比較すると解りやすいです。



早速入荷したキット内容
お得意様、FXBスタージスのSオーナー取付分です。

Newリリースのパーツは我々も興味津々。
一見して35mm用は大小巻きの異なるスプリングを組み合わせたプログレッシブ構造ではないですね。


サンダンスさんにご解説いただいたところ、この独自開発のダンパースプリングの働きにより、従来よりリリースされているトラックテックシリーズ同様、荷重の初動期ではしなやかで荷重が掛かるに従いコシの強さが発揮される設計となっているとのこと。純正フォークにおいても後期モデルには同様のダンパースプリングが採用されていますが、このダンパースプリングは純正比、ロングレングス、高剛性が特徴で、純正のダンパースプリング採用以前、採用以後を含め全てこの専用品に交換して使用します。


 モチロン、フォークオイルはトラックテック専用テクニカルブレンドフォークオイルが同梱付属されています。MOTUL特注の専用品。

 さて、組付後の期待が大きいですね!


ところで、同商品は取り付けたお客様の大半から好評のレスポンスを頂戴していますが、当店にて販売させていただいたスポーツスターXL883RのMオーナー様からは、取付後出荷日当日にメールにて詳細なレビューをいただいたことがありましたのでご参考に転記させていただいちゃいます。まだ体験したことのない方はご参考に。



トラックテックの取付作業ありがとうございました!
ちょっと興奮してメールしています。

フロントのスプリング交換が良かったのか、はたまたオーバーホールが良いのか、
それともVegas様のメカニックが素晴らしいのかわかりませんが、結果的に大満足です。

取り付け前は少し踏ん張りが効く程度の差かなと思い、過度な期待していなかったのですが
総合的に「別物?」って位に生まれ変わりました。

またがった感触としては「少し固いかな?」って印象だったのですが、
スポーツスターの300kg近い車体をあんなにやわいサスで制御しようってのが間違いだったんだと思います。

・スタート時、下方向に逃げていた力が推進力に変った。
 →体感的に出だしが速くなりました。

・ブレーキング時、前後上下に暴れていた力がフロントに収束。
 →制動に必要な距離が縮まり、止まれるバイクになりました。

・町中で多用する低速でのハンドリングが安定するようになりました。
 →ハンドリングの感触が劇的に軽くなり、ひらりと曲がるようになりました。

・加減速ともに車体が水平に安定する用になりました。
 →常用速度で感じていた車体の重さが軽くなり、腰への負担も優しくなりました。

もう、これがあまりに素晴らしく、感動を伝えずにいられませんでした。
カスタムパーツとして、見えない部分なのでどうしても後回しにしがちですが
(僕が購入した際にもオススメしてくれていましたが)今後単車購入される方にはぜひパワープッシュしてあげて下さい。

と、報告したかったまでですので、ご返信には及びません。

今後とも宜しくお願い致します。


Mオーナー様、こちらこそよろしくお願いいたします。
貴重な営業資料を頂戴いたしましてありがとうございました♪



さて、このフロントフォークチューンナップに関連した情報がたくさんあります。ちょっとロングバージョンになってしまったので次回につづく。


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2019年1月27日日曜日

【週末のご来店ありがとうございました☆】

今週末は寒い気温の中、多数のお客様にご来店いただきました☆

車輌のご成約、各サービスのご利用、カスタムのご相談などなどご利用ありがとうございました☆

本日お渡しさせていただいたお客様でやっぱり一層“輝いて”いたのがこの作業後のお渡し。


こないだもチラっとご紹介いたしましたFLHRのSオーナー。
誰だか解りませんね~。
12ヶ月点検でバッチリリフレッシュ、外装もピカピカになった車輌は文字通り輝いておりましたが。。


例のJ.W.スピーカーのヘッドライトへアップデート。
明るさ(ルーメン)のUPは日中の安全性も高めますね!
今日は九十九里でも流そうかな~
ですって。



そして、午後にクイック作業にてご来店のまたまた偶然のSサマ。
これまた誰だか解りません~。


うおお!
眩しいっ

同、J.W.スピーカーのヘッドライト、フォグライトも一挙にアップデート!


ドレスアップと安全面向上、付加価値カスタムが旬ですね。
どうでしょう、輝いてましたでしょう?



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2019年1月24日木曜日

【冬のバッテリー対策】

毎年のことですが冬は寒い!

でも関東のライダーは年中バリバリ走ります♪

ウィンターツーリングは初詣ツーリングに、房総や伊豆、銚子や大洗海岸などへの海沿いのルートを海鮮ランチを目当てに走る楽しみが!

しかし、トップシーズンに比べるとどうしても乗る機会は減るものですよね?
これも毎年のことながら冬にはあるバイクパーツには過酷な季節。。

それは、、バッテリー。

当店でも今季寒さが増すにつれバッテリー上がりによるレッカー入庫が多くなってきました。

ところで、なぜ冬にバッテリーが上がりやすくなるの??

乗る機会が減るからということもその原因のひとつですが以外に知られていない理由がその他に2つほどありますこのブログの最後に答えを載せましたのでちょっと考えてみてください♪

では、先に冬に上がりやすいバッテリー上がりを防ぐ手段は?!

答えは定期的に充電する!

です。




当店ベガスのハードユーザー様にはお馴染みのバッテリーテンダー。

価格は5300円(税抜)

当店では耐久性や信頼性の高さよりH-D純正バッテリーを推奨しておりますが、年々値上がりするイメージ感の強い純正バッテリーの価格はダイナやソフテイルで28,000円台、ツーリングモデルでは¥37,000-台に突入しております!

バッテリーはバイクが持つ充電システムによって充電されますが、それはエンジンが稼働している時のみ。さらには大きな排気量とトルクが楽しみの素であるハーレーなどのクルーザーバイクはエンジン始動時に多くの電力を必要としますので一定距離を走行する必要もあります。さらにはアイドリングなどの低回転においてはバッテリーへの充電量が低くなります。バッテリー内の電気の量を銀行に預けている貯金に例えれば、引き出した電気と預け入れた電気のバランスをキープできないとバッテリー内の電気の貯金が減ってしまい、ついにはバッテリー上がりのあの『カタカタカタッ』という音を聞くこととなってしまいます。バッテリーはその構造上、蓄えが減っていくと加速的に衰えていきます。逆説すれば、蓄えをキープすることがバッテリー寿命を伸ばす手段となるのですね。

毎日数キロの距離の通勤で乗っているんだけどバッテリーがよく上がるなんて話はこのことからすると自然なことなわけです。さらには、昔からあまり乗れない時期は車庫でエンジンだけかけるようにしている。というのもバッテリー上がりを早める原因となるワケです。ハイ。

ということで、バイクの停車中にバッテリーを傷めずに充電することこそ最大のバッタリー長寿命作戦となるわけですね♪

ちなみにこのバッテリーテンダー、パッケージの説明文を訳してみると、

『BatteryTender®Juniorは、トリクル充電器よりもはるかに多くを提供します。 それは脳を持っています。 軽量でコンパクトで完全自動です。 小さなスペースで、特に使いやすい。 それはあなたのバッテリーが完全に充電されるので、あなたがいるときに行く準備ができています!

•鉛蓄電池、浸水、または密封されたメンテナンスフリーの電池(AGMおよびゲルセル)に最適です。
•完全な4ステップ充電プログラム(初期化、バルク充電、吸収モード、フロートモード)。
•バッテリを完全に充電した後、フロート/メンテナンス電圧に自動的に切り替えます。
•負荷の下でバッテリ電圧が下がり過ぎると、フル充電器出力が再開します。
•ソリッドステートの2色のLEDは、充電器の段階を示します。
•スパークプルーフ。
•逆極性保護。
•12 '出力コード。』

と書いてありますが、噛み砕くと。

『マイコン制御化された全自動のバッテリー充電補助メンテナンス器。先端技術により充電時にはバッテリーを傷めず、過充電せずにフル充電したあと、メンテナンスした状態を保つ』

さて、まだ使ったことがない方のためにその使い方を。

予め車体に搭載したバッテリー端子に
バッテリーテンダーに同梱されている
コネクトコードを取付ます。


これにバッテリーテンダー本体からのコードを



ジョイントするだけ。





充電中はレッドの“点灯”



フル充電が完了し、メンテナンス状態になると、
緑色の“点灯”に変わりスタンバイOK!

お店の在庫車輌のバッテリーもこのバッテリーテンダーによってメンテナンスしているワケですが、私の場合、フル充電後はすぐに外してしまします。そして、また来週~という具合に定期充電します。


さて、最後になりましたがなぜ冬にバッテリーが上がりやすくなるのか?
の答えです。

① 低気温によりバッテリー電圧が下がるから
バイクが走行中のバッテリー内部は化学反応(酸化還元反応)が起こっていますが低気温によりこの反応が弱まり電圧降下すると言われております。

②  低気温によりオイル粘土が硬化し始動時の抵抗値が上がるため電気を多く使うから
低気温時に限らず、バイクの始動時に最もバッテリーの電気を消費するタイミングはセルモーターが音をたてて回る直前と言われます。つまりセルモーターが回る時の抵抗値が大きければ電気の消費量もそれだけ多くなってしまうのですね。

主な理由はこの2つと言われますが、近年はヒートウェアなどの使用により電気使用量が多くなることも原因のひとつです。


さて、車庫に差込みがある方はこの冬から充電してみては?


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